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#654 もしやえっちいことをしているのでは?

#654


「あら、ユナと・・チョコちゃんはどこかしらね」

 ノバは娘のユナの姿が見えないことを心配している。


 もしやえっちいことをしているのでは?とミーナミは父親らしい心配を早くもめぐらしている。


「えーっと、ユナはね・・・あっ、いた」

 ミーナミは指令室にある電子モニターでユナの位置を確認する。


 二人は部屋を出て、ユナの後を追う。そしてブリッジ上部にある展望室にたどりつく。


「あらまあ・・・」

「あはは・・まだまだユナはねんねだな・・・」


 ユナとチョコはくっついたまますやすやと寝ている。ノバとミーナミに気が付いたチョコは、薄目を開けてこっちを見る。


「ユナ殿は拙者が面倒を見ているので、お二人はごゆっくりお過ごしください」

 チョコはそういうと、再び目をつむる。


 チョコがユナを見る目はまだまだ見守る目つきであるが、さほど遠くない将来、ミーナミの心配は現実になるであろうことを母親であるノバは直感する。


「じゃあ、お言葉に甘えてそうさせてもらおうかな」

「チョコちゃん、ありがとう」


 ノバとミーナミはチョコにお礼を言うと、ノバの自室に肩を抱き合ったまま入る。


「ねえ、ノバさん」

「なあに?」

 ミーナミはそういうとノバの肩をさらに抱き寄せる。


「俺、幸せだよ」

「私もよ、ミーナミさん、愛しの旦那様、大好きです」

 ノバも負けじと、ミーナミの肩に手を回して、そのままベッドに腰を降ろす。


 そして二人は顔を見合わせるなり唇を重ねる。お互いの背中に回した手をぎゅっと引き寄せながら何度も何度もキスをする。


「ねえ、ミーナミさん」

「なあに?」


「私も、幸せです」

 今度はミーナミがノバの首に手を回し、ノバを抱き寄せる。


 そしてそのまま二人はベッドに倒れこむ。そして再び唇を重ねながら互いの体をまさぐり始め

る。


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