#609 特訓開始、です!
#609
「まあ、ユナとチョコが仲良くすればいいならわかったわよ」
ノバもいい加減なことを言ってしまったことを反省し、納得する。
#特訓開始です!
「じゃあ、{ぷろぐらみんぐ}能力開発訓練を始めましょう」
アリスはそういうと、マシンを先に進める。
「レッスン1、自己紹介をしよう・・・さあお互いがよく知るために自己紹介をやってみよう、まずはそちらの男性から、はい、立ち上がって、さあ、どうぞ」
「ああ、拙者でござるな」
チョコはそういうとすっと立ち上がる。
「拙者はチョコ・ショコラと申します、年齢は3か月、一応男子でござる、以後お見知りおき頂ければ幸いでござる」
ぱちぱちぱち、ノバとアリスというやじ馬から拍手が起きる。
「次、ユナちゃんだよ」
チョコに言われて、ユナが立ち上がる。
「わたちはユナ・サンドラでしゅ、女子で、年齢は2か月でしゅ」
こっちの拍手はさっきよりも多い、気がする。
「趣味や自分た得意なことをそれぞれ話してみよう」
「趣味は刀です、得意なことは剣技です」
「しゅみは抱っこしてもらうこと、得意なことは抱っこされること、でしゅ」
ユナもチョコに促されて自己紹介する。
「はい、よくできました」
アリスが拍手をする。
{お互い相手に知りたいことを聞いてみましょう」
トレーナーから指示が出る。
「ユナちゃん、大好きなことを教えてください」
「ユナはね、おかしゃんだいすきでしゅ」
「あれえ、おとしゃんは?」
ノバがミーナミに気を使ってユナに催促する。
「おとしゃんはおかしゃんの次にだいすきでしゅ」
「チョコちゃんは、いつ人になるのでしゅか?」
ユナはなかなか難しいことを聞くなあ。




