表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/646

#その53 ああ、俺もノバのことは大好きだよ、ノバはとっても可愛いよ

#その53


「わあーい!うれしい!」

 そう言って、ノバはハルトに抱きつく。


 そしてそのままハルトの顔に自分の顔を近づけるとキスをする。実体のないRAIとのキスであってもなぜかハルトは感じてしまい気分がいい。ノバの見た目はまだ少女であり、元のいた世界のモラルにしばられるハルトにとっては罪悪感を感じてしまう。


「ん・・・・」

「あ・・・ん・・・・」

 しばらくキスを続けたあと、ノバは唇を離す。そして言う。


「ねえせんちょ、恋人同士っていちゃいちゃするんだよね」

 そういわれてもハルトはノバと恋人になったつもりはない、が・・・。


「そうだな、恋人同士なら男女がくっついて、いろいろお話をしたりするかなあ」

「じゃあ、せんちょとノバもそうしようよ」


 そういうと、ノバはさらにハルトの首筋にぺっとりとくっつく。

「ねえ、ハルト、私、ハルトのこと好きだよ。ハルトは?」


「ああ、俺もノバのことは大好きだよ、ノバはとっても可愛いよ」

 そんな会話を続けているうちに首筋に張り付いたままノバはうとうとし始める。


 そんな頃合いを見計らったかのように、ルミナが船長室に入ってくる。等身大ルミナはノバに対抗してか、白いワンピースを着ている。黒髪ロングをサイドにまとめてちょっと大人っぽい。


 ハルトの下着フェチをどこで知ったのか、ブラウスの肩口にはキャミソールとブラジャーの4本線が見えている。


「ハルトさん、ノバは可愛いでしょう?。」

「まあな、でも、ルミナはもっと素敵で美人で可愛いからな」


「本当ですか?」

 ルミナはそういうと、ハルトの顔をじっと見つめて抱きつき、そしてキスをする。


 ルミナとキスをしてもいまのところは感触は感じない。それでも、不思議なことにルミナとキスをしているという雰囲気がハルトの興奮をちゃんと高ぶらせてくれる。


「ん・・・んん・・」

「ルミナ、可愛いよ、素敵だ。」


 ハルトはそういうと、キスをしたままルミナの胸元にそっと手を伸ばす。

「ん・・・んん・・・」


 ルミナはキスをしながら、ちょっと体をくねらせる。そして、ルミナの胸をそっと触る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ