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#525 ミーナミとノバ、そしてユナの旅立ち

#525


 旗艦ルミナスは、ノバとミーナミの結婚式からの大宴会からのミシャリリカップル誕生と、おめでたいことが続く。そして、ミーナミとノバの旅立ちの日がやってくる。


#ミーナミとノバ、そしてユナの旅立ち


「では、いってきます!」

 ミーナミとノバは、ふたりの幸せを願ってくれるみんなに見守られながら旗艦ルミナスを旅立つ。


 ふたりの目的地は、インターワープ3ベータステーションだ。目的地に到着すると、ミーナミは宇宙大学に戻り、大学院に進学する。そうなると妻であるノバと娘であるユナとはしばしの別居生活となる。


「フェニックス4号、これより発進シーケンスに入ります」

 フェニックス4号のブリッジでは、ミーナミが船長席、ノバが航海長席に座る。


 娘のユナはとりあえず、機関長席にちょこんと座っている。


「ノバより、フェニックス4号補助エンジン始動、出力10」

「艦長ルミナより、右舷ドックハッチオープンします」


「ミーナミより、ハッチオープン確認」

「ルミナより、ドック内カタパルト、発進まで10、9、・・・2、1、0」


「フェニックス4号、発進!」


 ミーナミの合図でフェニックス4号は、補助エンジンの出力をカタパルトの力を借りて、宇宙空間に滑り出す。


「フェニックス4号、インターワープ3を通過します、そこで旗艦ルミナスと合流予定、マンディ号に乗り換えて、ステーションベータにある宇宙大学が目的地です」


 ミーナミが船長としてインターワープ3を無事通過できれば、この旅のミッションはクリアとなる。そしてその時がノバとミーナミのしばしの別れの時なのだ。


「ノバさん、航法ユニットにインターワープ3ベータまでのナビゲーションをセット、お願いできる?」

「ノバ了解、すでにセット済み、検証済み、いつでも航海を始めてね」


「ありがとう、これより本船フェニックス4号・ウエンディ号の航海を開始する」

 ミーナミはそう宣言する。


「ミーナミより、プラズマジェネレータ圧縮80、プラズマエンジンエネルギー注入、始動」


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