表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
496/700

#496 ミーナミ殿、ノバ殿のどんなところに惹かれたでござるか?

#496


「うん、ハルト隊長、ありがとう、ユナも喜ぶと思うよ」

 ノバはそういうと、ハルトに駆け寄り、ぎゅっとハグをする。


 ハルトが目を丸くしていると、今度はミーナミに寄り添って、ハグをする。


「よし、じゃあ、3h後に旗艦ルミナスはここ惑星ルクレアを離水する、総員準備にかかってくれ」


「了解」

 今後の方針が決まって旗艦ルミナス乗組員の動きは速い。


 艦長ルミナはさっそく艦長席に座り、全体を点検している。ノバは航海長席にて、離陸後の航路のセットに余念がない。


「ミーナミ殿、マンディ号のホールド具合をアリス殿が見て欲しいとのことでござるよ」

 突然現れたチョコがミーナミに伝言を伝える。


「チョコさん、ありがとうございます。どこへ行けばいいでしょうか」

「ミーナミ殿、行先はアリス工房なので拙者が案内するでござるよ」

 チョコはそういってミーナミの肩にひょいっと飛び乗る。


「ブリッジを出たら、そのまま通路を進むでござるよ」

 ミーナミはチョコが右肩と左肩を行ったり来たりするのをくすぐったく思いながら、通路を進む。


「ミーナミ殿、ノバ殿のどんなところに惹かれたでござるか?」

 チョコがいきなり、ミーナミに馴れ初めについて質問する。


「ノバさんは、なんというか、その、一目ぼれだよ」

 ミーナミはチョコに正直に馴れ初めを言う。


「ミーナミ殿はノバ殿の魅力に一発で気が付いたということでござるかな?」

 チョコはそういいながら、ミーナミを案内する。


「ミーナミ殿、こちらでござるよ」

 チョコはそういって、ミーナミをアリス工房内に招き入れる。


 工房の中ではアリスがなにやら作業をしている。


「あ、ミーナミさん、お待ちしていました」

 アリスはそう言ってミーナミに挨拶する。


「アリス殿、ミーナミ殿をよろしくお願い申す」

 チョコはそういうとミーナミと一緒にアリスに頭を下げる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ