表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
493/700

#493 私たちにも赤ちゃん、欲しくない・・・?

#493


その夜のこと・・・


 旗艦ルミナスの隊長ハルトの部屋の両隣は、ルミナとティアナの部屋である。ハルトは自室で久しぶりにアニメを見ながら、グラスを傾けている。


「ノバとミーナミ、それに娘のユナちゃんまで誕生しちゃうんだから、この宇宙にはまだまだ分からないことが多いな」

そんなことを考えながら、ハルトは一人思索にふける。


「ノバとミーナミが夫婦かあ・・・結婚と同時にユナちゃんっていう素敵な娘さんもできて、幸せだねえ」

 そんなことを考えていると、ハルトの部屋のドアがノックされる。


「はい」

 ハルトが返事をすると、ルミナが入ってくる。


「ねえハルトさん、今いい?」

「うん、もちろん、いいよ」


「あのね、ハルトさんにちょっと相談なんだけど・・・」

「なーに?」


 ルミナはもじもじしながら言う。


「あのね・・・そのね・・・私たちにも赤ちゃん、欲しくない・・・?」


「えっ?」

 ルミナの突然の提案に、ハルトは戸惑う。


「だってね・・・私たちって結婚してからもうずいぶん経つし・・・」


「そうだね」

 ハルトがそう答えた瞬間、ルミナはハルトに抱き付いてキスをする。


「ルミナ、大好きだよ」

 ハルトはそういうと、ルミナに改めてキスをする。


 その甘い雰囲気を打ち破るかのように、もう一方のドアがばーんと開け放たれる。


「ハルト隊長、ティアナ、ここに参上!」

「ティアナ・・・」


 ハルトは突然の乱入者に絶句する。


「ルミナ、抜け駆け禁止!」

 ティアナはそういうと、ルミナを押しのけてハルトに抱きく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ