表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
458/701

#458 まあ、○○○○探検隊のように見えなくもない

#458


 ハルトはそう提案すると、みんなも賛成する。朝食を食べ終えると、アリスが準備してくれた探検向きの服装を着こむ。にわか仕込みではあるが、まあ、○○○○探検隊のように見えなくもない。


「さあ、行くぞ」

 ハルトはそういうと、みんなを連れて裏山へ出発する。


「はーい」

 ルミナの元気な声が森にこだまする。その声を聞いて、ノバもチョコも嬉しそうだ。


「じゃあ、今日はこのルートで行くね」

 アリスがそう告げるとドローン型カメラを飛ばす。


「さあ、いくぞー」

 ティアナが元気に叫ぶ。そして先頭に立って案内を始める。


「ノバ、山の標高はどのくらいなんだ?」

 ハルトがノバに尋ねる。


「一番高い場所で100m±05mというところからな」

 さすが航法ユニットのノバだ。こんなところでも周囲の状況把握に余念がないのであろう。


 ティアナを先頭にして一行は裏山を登っていく。しばらく歩くうちに開けた場所に出る。どうやらここが山頂のようだ。


「うわー、すごい景色」

 ルミナが思わず声を上げる。


「ほんとだあ」

 ノバも感動している。その横ではチョコとリリアも目を輝かせている。


「これは絶景でござるな」

「きれいですね」


 みんなは思い思いの感想を口にする。そんなみんなを見てハルトは思う。こんな素晴らしい景色をみんなに見せてあげられただけでも来た甲斐があったなあと思う。


 そしてしばらく景色を堪能した後、みんなはピックニックシートを広げる。そこにルミナがおいしそうなお弁当を並べて、みんなを呼ぶ。


「みんなー、お昼だよー」

「はーい」


 みんなはシートの上に座ると、さっそくお弁当に群がる。そしてワイワイガヤガヤと楽しい昼食の時間が過ぎていく。そんなハルトたちの様子をアリスがドローン型カメラで上空から撮影している。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ