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#457 じゃあさ・・・そっちに行ってもいいかな・・・

#457


「ねえ、アリスちゃん、デザートは?」

 ノバがそう尋ねるとアリスは答える。


「ちょっと待ってね」

 そういって、アリスはテーブルの上に材料を並べる。


 その材料にみんなの目が釘付けだ。それは一口サイズの可愛らしいアイスクリームの盛り合わせだった。もちろん一同大喜びである。


 そんなBBQ&アイスを楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎていく。もう日が暮れて辺りもすっかり暗くなっている。海でも遊び疲れたしそろそろお開きかなあと考えたハルトは、みんなに言う。


「さあ、そろそろお開きだ、みんな今日はありがとう、これにて解散」


 ウッドハウスに戻る前に、今日はどっちがハルトの部屋に行くかでもめていた、ルミナをティアナであるが、昼間に遊びすぎたせいで二人ともベッドに腰を降ろすやいなや寝てしまったらしく、ハルトは一人静かな夜を過ごしている。同じようにノバはチョコと寝ている。そしてリリアとカノンは同室だ。


 そんなリリアはカノンに声をかける。

「ねえ、カノン、起きてる?」


「うん、起きているよ」

 リリアはカノンにそう答えるとカノンが嬉しそうに言う。


「じゃあさ・・・そっちに行ってもいいかな・・・」

「え?でも・・・」


「もうー、いいでしょ」

 そういうとカノンは隣のベッドに潜り込んでリリアに抱きつく。


「ちょっと、カノン」

 リリアがそう言いかけた時、すでにカノンは安らかな寝息を立てて寝ている。


「もうー、仕方ないわね」

 リリアはそういうと、自分もそのまま寝てしまったようだ。


 翌朝ハルトが目を覚ますとルミナもティアナもすでに起きていてリビングにいた。そしてノバとチョコもすでに起きていたらしく、朝食の準備をしている。


 どうやらみんな起きたらしい。そんな様子を見ていたハルトにアリスが言う。


「ねえ、ハルト隊長、今日はどうする?」

「そうだな、せっかくだから今日は裏山を探検にみんなで行くか」


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