#451 惑星ルクレア バカンス 【挿絵】
#451
「その右隣が、私ルミナ、左隣がティアナ用です、ティアナ、これでいいわね」
ルミナがティアナをじろっと見る。
「まあ、しゃーないか」
ティアナは部屋の大きさがルミナと同じことを確認してから承諾する。
「そっちから順番に、ノバチョコ、リリアとカノン、ここはいいわね」
「はーい」
4人が首肯する。
「で、そっちの大きめがアリスとマイクロマシンの工房、でいいかな」
「アリス、オッケーです」
「30分後に本部に集合ね、以上で解散」
こうして、ウッドハウスの割り当てが決まったので、各人が部屋に入って、荷物の整理をする。そして、大騒ぎしながら水着に着替えている。
惑星ルクレア バカンス
「おっまったせー」
そういって、ハルトの前に真っ先に現れたのはティアナだ。紺色ビキニ姿がまぶしい美少女であるが、これでも人妻だ。腕や足に若干の武装をしているのがティアナらしい。
「ハルトさん、どう?」
ルミナは控えめにハルトに尋ねるが、ティアナを意識して、白と紺の可愛いビキニを着用している。ハルトの右横に立つと、胸をそらして、立つ。
ヤンキーノバは最近妙に色っぽくなってきた。もともと美少女ではあるが、本人はそう言われるのを嫌がっていた節がある。
それがどうだろう、このところ、自分が他人からどう見えるのかを気にしているように見える。白いビキニがまぶしい。
ケモミミリリアは相変わらずもふもふだ。ケモミミ美少女がビキニを着たところを想像して欲しい、いや想像するだけで、失神してしまうかもしれない。それほどリリアは可愛いのだ。
リリアの相棒カノンは最近ようやく人らしい感情が見えるようになってきている。そのカノンは白いワンピースの水着を控えめに着ているが、大砲娘のニックネームにふさわしいナイスボディを包んでいる。
ものづくりの天才アリスは、せっかくバカンスに来たので、この機会に水着の生成に挑戦しようと試作し、みんなに着てもらっているのが真相だ。




