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#448 こいつ命が惜しくないと見えて、突進してきたから一発で仕留めてやったよ、へへーん

#448


 次のハウスはハルト隊長用だ。やや大きめで、両側にさらにハウスが連なっている。右側がルミナ用、左側がティアナ用だろう。


 もう一つの大きめハウスはエリオット夫妻用だ。今は外交に出向いているが、ここに来れるかもしたときにないと、文句言うので、一応作っておく。


 後はノバとチョコ、リリアとカノン、アリスと工房用になる。この組み合わせは気分で変わることがあるかもしれない。


 アリスとチョコがウッドハウス製造を終える頃、ティアナ、リリア、カノンの探検組が戻ってくる。リリアの手には水、カノンの手には果物、そしてティアナの手にはイノシシっぽい獣がある。


「ここの島はなかなか食べ物が豊富だよ、驚いちゃったよ」

 リリアが興奮して成果を話す。


「リリア姉は小動物に人気があって、とても捕まえて食べるなんてできそうもなかったね」

 カノンが状況を話してくれる。


「そっかなあ、こいつ命が惜しくないと見えて、突進してきたから一発で仕留めてやったよ、へへーん」

 これはもちろんティアナだ。


 ティアナは放っておけば、いくらでも狩りして獲物を仕留めてくるだろう。


「それよりも、アリスちゃん、すごい家ができてるね」

 ウッドハウスを見て、ティアナが目を丸くしている。


「ティアナちゃん、ありがと、宇宙船を作るよりは簡単だよ」

 アリスは涼しい顔をしてる。


「家もできたことだし、旗艦ルミナスを呼ぼうか」

 アリスがそういうと、ティアナが同意する。


「そうだよ、そろそろ愛しい旦那様達をお迎えしたいよ」

「じゃあ、ルミ姉に連絡するよ」


 リリアはそういうと、フェニックス2号に白い砂浜をかけていく。ケモミミをぴょこぴょこさせながら走り去るビキニ姿のリリアはいつ見ても愛らしいの一言だ。


「リリアより旗艦ルミナス、聞こえますか」

「こちら旗艦ルミナス、艦長ルミナ、よく聞こえますよ」


 リリアの呼びかけにすぐに応答したのはルミナだ。旗艦ルミナスは現在惑星ルクレア衛星軌道上を周回中だ。


「ルミ姉、こちらだいたい準備が整ったので、旗艦ルミナス着陸OKだよ」


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