#406 ノバはちょっと照れた感じで、もじもじしているその姿はまさに女子大生だ
#406
#ノバ
「ノバ殿は、どうするのでござるか」
「うーん、どうしようかな」
「拙者が思いまするに、ミーナミ殿が好きそうなお嬢様ルックにしてはいかがでござろうか」
「お嬢ルックか、自分に似合うかな」
「もちろん、大丈夫、似合うでござるよ」
ノバは少し顔を赤らめながら試着室に入る。そして出てきたのが・・・。
ノバはちょっと照れた感じで、もじもじしている。その姿はまさに女子大生だ。濃いめのワインレッド色のジャンパースカートにクリームベースで襟は白いブラウスを合わせている。
軽くはおった淡いベージュのカーディガンも絶妙なマッチングだ。ノバはさっきまでポニテにしていた髪の毛を降ろしているのも良く似合っている。
「ノバ殿、すっごく似合っているでござるよ。どこから見ても立派なお嬢でござる」
「そうかなあ、照れるよ」
ノバはチョコに言われて、本当に照れているのか、顔が赤らんでいる。
「ノバ姉、すごくいいよ」
リリアもそう褒めてくれる。
「じゃあ、これにしようかな」
ノバはそういうと店員にその服を渡す。
ノバお嬢様
#リリア
リリアはというと、ここへ来るときに着てきたJKルックが思いのほかサーシャに好評だったので、色違いでJKルックをもう1セット揃えることにする。
「これで全員買ったのかな」
「あっ、チョコがまだです」
「拙者はこの刀{小春}を買ってもらったので、今回はこれで満足ですぞ」
「チョコ、そんなこと言わずに、あなたもハルト隊長に服を買ってもらいなさいよ」
ノバが今日はやけにチョコに服の購入を勧めてくる。




