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405/431

#405 ティアナとカノンの場合 

#405


 試着室からルミナが顔を出して、ハルトを呼ぶ。


「これ、どうでしょうか」

 ルミナが試着したのは、トップが白、ボトムが薄いクリーム色の夏向きワンピースだ。


 胸元にはフリルがあしらわれていて、スカートはふんわりフレア、ハルト好みのどんぴしゃの一着だ。


「うんうん、ルミナすごくいいよ、それ買いなよ」

「ハルトさん、うれしいです、今度のデートには絶対着ていきますね」


 ルミナがルンルン気分でハルト好みの一着を選んだので、ティアナも負けてはいられない。


#ティアナ


「旦那様、これどう?」

 ティアナも負けじと試着室から顔を出してハルトに聞く。


 ティアナが選んだのは、スリップタイプの淡いピンクのワンピースで、むき出しの肩を短めのボレロで覆っている。膝上の丈なので、露出は多いが、鍛え上げたティアナの美脚にはジャストフィットだ。


「おおティアナ、よく似合っているよ、いいねえ」

「じゃあ、自分は今回はこれにしようかな・・・」


 ティアナはそういうと、また試着室のカーテンを閉める。どうやら今度は靴やバッグなどの小物を見に行くらしい。


#カノン


「ハルト隊長、カノンちゃんのこの服どうですか?」

 リリアがハルトを呼ぶので、ハルトはカノンの試着室に行く。


 するとそこには、白を基調に淡い水色のリボンがあしらわれたフレアスカートのワンピースを着たカノンがいる。


「おお!これは可愛いね、カノンちゃんの髪の毛ともぴったりだ」

 ハルトはそういうと、リリアがカノンの髪の毛をちょっとなでる。


「じゃあ、これにしようか」

 ハルトはそういうと店員にその服を渡す。


「ありがとうございます」

 カノンは嬉しそうにお礼を言う。


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