表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
404/699

#404 ハルトさんってば、可愛らしいかっこうが大好きですもんね

#404


 カノンはそういうとリリアの横にくっつく。そのしぐさがなんともかわいらしい。


 ハルト達はショッピングモールの案内図を見てブティックを探す。店名は{レディースファッションショップ}とあるが、いろんなお店があるようだ。


「ここにあるわよ」

 ルミナはそういってカノンを案内する。


 店名は{レディースファッション服や}である。なんともストレートなショップ名だ。なんだか潔さを感じる。


「いらっしゃいませ、当店は女性をより美しく可愛らしく見せる服を各種取り扱っております」

 女性の店員がハルト達を出迎えてくれる。


 カノンたち女性陣は店の中に入るときゃあきゃあ言いながら、いろいろ物色し始める。


 店内にはほとんど女性しかいないので、男性客はちょっとアウェーな感じがする。みんなさっきからずっと目がキラキラしている。


「ハルトさんは、本当はどんなかっこうが好みでしょうか」

 ルミナが真剣な顔をしてハルトに尋ねる。


「そうだな、俺はいまみんなが着ているガーリーな恰好が基本的に好みなんだよ。上はブラウス、下はひざ下スカート、寒い季節はカーディガンがマストだな。季節が良ければワンピースが大好きだよ」


「ハルトさんってば、可愛らしいかっこうが大好きですもんね」


 そんなハルトとルミナの話をノバは聞きながら、{ミーナミは本当はどんな格好が好みなんだろうか}とつい考えている自分が不思議な感じがしている。


「カノンちゃん、こんな服はどうかな」

 リリアがカノンに声をかける。その手にはワンピースを持っている。


「自分に似合いますかね」

 カノンは顔を真っ赤にしてリリアに言うが、まんざらでもないようだ。


「この服、袖が短めですよ、絶対似合いますよ」

 そういいながらルミナとティアナが店員と一緒に物色を始める。


 そして見つけた服を何着か抱え込んで試着室へ向かう。どうやらあれやこれやのコーディネートが始まるらしい。


#ルミナ


「ハルトさん、ちょっと見てください」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ