表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
396/699

#396 ノバ フェニックス3号の画像 アリマス

#396


#ノバ フェニックス3号の画像


ノバ フェニックス3号

挿絵(By みてみん)


 チョコがビルドアップしてフェニックス3号と合体する。


「よし、チョコ、行くよ」

 ノバはチョコにそういうと、フェニックス3号のアクセルを全開にして、漂いだしたゴンドラに向かって、急接近する。ゴンドラは支柱を離れた際の反動で回転しているのが見て取れる。


「フェニックス3号、ノバチョコより、これよりゴンドラを救出します」

 ノバはそう宣言して、ゴンドラに近づく。


「よし、いくよ、チョコ」

「了解」


 ノバはフェニックス3号を離れると、すかさずゴンドラの外壁にとりつく。そのまま鉄棒の要領で体を引き上げてゴンドラの中に入る。そして中を確認すると、カップルが抱き合って震えているのを発見する。


「もう大丈夫ですよ、今助けますから」

 そう言って二人を安心させると、今度はゴンドラの回転を止めようとするが、なかなか回転を停止できない。


「ああっ、ありがとうございます、うれしいです」

 カップルはゴンドラが離れたことと回転の恐怖で青ざめていて、体調が悪そうだ。


「ノバ殿、難しいでござるか?」

「うーん、ちょーっと馬力が足りないかも」


 ゴンドラは思ったよりも大きく、ノバの力だけでは回転を打ち消すことは難しい。ならば、フェニックス3号を使って・・・ノバチョコがゴンドラと格闘しているとそこにいいタイミングで助っ人が現れる。


「おまったセー、力を貸すよ」

 ぎゅいーんとやってきたのは、ティアロイドSにビルドアップしたティアナだ。レスキュー隊所属にしては相変わらず勇まし格好だ。


「もう、ハルト隊長とプラネタリウムをいちゃいちゃと楽しんでいる最中に大型スクリーンに臨時ニュースとしてギャラクシーホイールの事故が臨時ニュースとしていきなり映し出されるんだもん、びっくりだよ」


「・・・そうなんだ」

 ティアナの早口の説明にノバは追いつけなくて目を白黒させて聞いている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ