#その33 あはっ、うれしい
#その33
「あはっ、うれしい。」
ルミナもハルトに抱きつくとそのままキスをする。
ハルトはキスをしながら、下着越しにルミナの胸の膨らみに触れてみる。ルミナは一瞬びくっとするが、すぐに受け入れてくれる。
「ん・・・あ・・あん・・・」
ルミナの吐息が次第に熱を帯びてくる。
ハルトはルミナの下着を脱がすと今度は直接ルミナの胸を愛撫する。そして、ルミナをそのままぎゅっと強く抱き寄せる。
「ルミナ、愛しているよ。」
そう耳元でささやくとルミナも答える。
「はい、私もです。ハルトさん大好き!」
再び唇を重ねる。。
「あっ・・・あん・・・」
お互いの愛を確認した二人は誰も止めることができない。その二人がたとえ転生者とRAI実在人工知能であっても、だ。
「船長!起きられますか?」
ベッドに横たわるハルトに声がかけられる。
「ああ、大丈夫だよ」
そういって身を起こすと、ベッドの横にはルミナが寝ている。
もちろん3Dビジョンではあるが等身大だ。3Dビジョンなのにちゃんと布団がかかっているのがリアルだ。どうやら夢ではなかったらしい。
「はい、おはようございます。」
「おはよう、ルミナは朝から可愛いね、大好きだよ。」
ハルトはルミナを抱き寄せるとちゅっと軽くキスをする。
「ハルトさん、朝からうれしいです!」
そう言ってルミナは船長室から出ていく。その姿を見てハルトは思わずつぶやく。