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#その3 あの、異世界宇宙に転生することはできますか

#その3


「正直でいいですね。異世界転生の際に多くの方が選ぶのはいわゆる剣と魔法のファンタジーな世界ですが、晴翔さんは興味ないですか?」


 晴翔は少し考え込むがすぐに答える。


「その世界で生まれ変わるとして何か特殊な能力はもらえますか?」

「そうですね、ゲームによくあるチートみなさんが呼んでいる能力を付与することはできますよ。」


「それってどんな能力ですか?」

 晴翔は食い気味に質問を返す。


「それはですね、例えば剣と魔法のファンタジーな世界で勇者になるという選択肢もありますし、逆に魔王として君臨するという選択肢もあります」


 ソフィアはそう答える。

「なるほど」


 晴翔はそうつぶやくと少し考え込む。そしてしばらく考えてから答える。


「あの、異世界宇宙に転生することはできますか」


 晴翔の質問にソフィアは少し驚いたようなそぶりを見せるがすぐに笑顔になって言う。


「それは面白いですね。異世界宇宙は剣と魔法の世界ではありませんが、それでもいいですか?」


 晴翔は少し考えてから答える。

「はい」


「わかりました、それでは転生先はあなたの好きなゲームにしましょう。何か希望のゲームはありますか?」

 ソフィアはそう尋ねる。


「そうですね、{エモーショナル・ライン}というゲームが好きです。その世界に転生することはできますか?」


 晴翔の言葉に女神ソフィアは少し考え込むようなそぶりを見せるがすぐに答える。


「{エモーショナル・ライン}ですか?そのゲームは私も知っていますよ」

「女神様も知っているなんて、光栄です」


「晴翔さんは、宇宙船を操って冒険する異世界がお望みなのですね」

「そうです、自分の宇宙船の艦長となって、広い宇宙を自由自在に駆け巡ってみたいです」


 晴翔は目を輝かせながら言う。


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