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#その234 #任務その1 オツキトラブル 初任務

#その234


宣伝その3:IWS1やIWS2に寄港する旅客や軍艦に頼んでフェニックス隊のことを口コミで広げてもらう。広い宇宙には様々情報があふれているが、偽情報も多い。自分が直接知った情報はガセも多いが、けっこう真実なことも多いので、口コミはこの世界では重要な情報源となっている。

依頼が殺到しても困るので、少しずつ小出しにだが、やめることなく宣伝を続けている。いずれ効果が出るであろう。


#任務その1 オツキトラブル 初任務


 惑星エリシアは、3つ子惑星と呼ばれる惑星アルメリア、惑星ルクレアの中でも最も栄えている惑星と言われている。


 そのために、オウアクに狙われることも多い。執拗に狙われた結果、現王政がオウアクの攻撃により一時はあやうく崩壊の危機を迎える。そんな時に宇宙戦艦ルミナスが女神ソフィア様の導きにより惑星エリシアにやってくる。


 もしタイミングがずれていれば、惑星エリシアは宇宙戦艦ルミナスの主砲ポジトロンキャノンにより、半分ほど吹き飛ばされてダイエットされてしまったかもしれない。


 だが、これも女神様の思し召しだろうか、宇宙戦艦ルミナス一行は惑星エリシアに根を下ろし、スペースレスキュー隊フェニックスを結成する運びとなる。


 そこにはフェニックス司令長官としてエリオット国王を迎えて、だ。さらに驚くべきはエリオット国王の実の娘ティアナを新たに隊員に迎えて、この地にレスキューベースと迎賓館を構えることとなる。


 惑星エリシアの衛星軌道にはついこの間まで20kはある大きな宇宙ステーションが周回していた。だが、今はとても宇宙ステーションには見えないきれいなまん丸の星が周回している。


 (いにしえ)の記録によれば、これに近い衛星を持つと言われている惑星チキュウではオツキサマと呼んでいたらしい。そこで惑星エリシアでもこの新しい星を衛星オツキと呼ぶことを憲法で定めた次第だ。


 オツキは、惑星エリシアの衛星軌道上を周回している。オツキはちょっとした手違いで元の美しさを取り戻すことができた。


 今は、宇宙ステーションであった頃の機能を取り戻すためにオツキに大量の建設機械や資材が送り込まれて、衛星開発の真っ最中だ。開発はオツキの持つ美しさを損なわないように最大の配慮をしながら建設工事が進められている。


 オツキは惑星エリシアに比べればずいぶんと小さい。そのために、重力も十分の一ほどしか働かない。よって、オツキに資材を運び込んでしまえば、地表と比べてはるかに小さな力で大きな建物を建築することが可能だ。


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