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#その210 ああ、ルミナ約束する。絶対にルミナと結婚するからな

#その210


 ルミナは上目遣いにハルトを見つめる。


「いや、ダメじゃないし、俺もルミナと家族になりたいよ」

「ほんと?うれしいです」

 そういうとルミナは少し背伸びをしてハルトにキスをする。


「ねえ、ハルトさん・・・」

「ん?」


「いつか、きっと私と結婚してくださいね」

「ああ、ルミナ約束する。絶対にルミナと結婚するからな」


「ハルトさん、うれしいです、これで私はハルトさんの婚約者、フィアンセですね」

「そうだぞ、俺もとってもうれしいよ」


 ハルトはそういうと改めてルミナを抱きしめて、何度もキスをする。

ハルトとルミナの夜は更けてゆく。


#惑星エリシア ティアナ王女


 翌朝、ハルトの元にエリオット国王から連絡が入る。


「ハルト艦長、おはよう、よく眠れたかな」

「エリオット様、おはようございます。まあまあ快適に過ごしていますよ」


「ところで、ハルト艦長、ティアナとハルト艦長たちの今後のことで相談したいのだが、セレスタワーに来てもらえるかな?」

「ええ、もちろんお伺いしますよ。ルミナを同行して構わないですよね」


「ああ、もちろんだ、今日のG2hでいいかな」

「こちららはその時間でOKです」


「じゃあ、セレスタワーでお待ちしているね」

 エリオット国王はそういうと通信を切る。


「ルミナ、聞いての通りだ。一緒にセレスタワーに向かうから、準備してくれ」

「ハルト艦長了解、っていいたいところですが、そんなこと急に言われても女子は簡単にはいかないんですよ」


 せっかくお呼ばれしたというのにルミナはぷんすことお冠だ。

「わかったよ、今度新しい服を一緒に買いに行こうな」


「ハルトさん、約束ですよ、絶対ですからね」

 ハルトはぷんすこルミナをなんとかなだめて、一緒にタワーに行く約束を取り付ける。ルミナは何を着ていくかさんざん悩んだ挙句に宇宙戦艦ルミナスの制服姿で出向くことに決める。


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