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#その168 ポッドを開けてくれ、さて何が出てくるやら

#その168


「ノバ了解」

 スキャンしたポッドはノバ操縦によるドローンでルミナスへ曳航する。


「ノバより艦長、ポッドをルミナス内に収納してもいいの?」

「ノバへ、ああいいぞ、収納してくれ」

 ノバはうなずくと後部ハッチからポッドを艦内に収納する。


「ルミナ、ポッドの詳細スキャンを頼む」

「ルミナ了解、詳細スキャン開始、危険物は感知されず、生体反応あり」


「ルミナより艦長、生体反応があります」

「艦長、このポッドを開けますか?」

 ルミナが聞いてくる。


「うん開けよう、アリス、隔離用シールドを格納庫に展開してくれ」

「アリス了解、簡易で良ければすぐ展開可能です」


「アリスへ、ああそれでいい、よろしく頼む」

 アリスは回収したポッドを包み込むように隔離シールドを展開する。


 シールド内にはリモートアームがある。万一の場合はシールドごと宇宙空間に放り出せばいい。

「アリス、ポッドを開けてくれ、さて何が出てくるやら」


「アリス了解・・」

 アリスはリモートアームを操作してポッドのハッチを外から開けようとする。


 さすがにすぐには開かないが、ルミナがロック解除を手伝ってハッチが開く。

#IWS3へ ポッド回収


 艦長、ポッド内の生物、保護色を解除してモニターに出します」

「ああ頼む」


 ハッチが開くと中の生き物らしい姿がルミナスのブリッジに投影される。

「ノバ、すぐに生体スキャンだ!」


 ハルトは驚いて思わず大声を出してしまった。その声に驚く者、頷く者、反応は様々であった。


「ノバ了解、この生物をスキャンします・・・」

 そして1分後・・・


「ノバより艦長、データ解析できました」

「わかった、モニターに出してくれないか」


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