表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/648

#その148 【挿絵衛星キャノン】絶対調子こいてるから、きつーいお灸を据えてやりたいんだけどな

#その148

 

ルミナが全員に向かって質問する。


「それなんだけど、どうするかな、ここを動いたとたんに衛星軌道上のアレが狙ってくるのは間違いないよな」

 ハルトは謎の衛星キャノンのビーム攻撃を心配する。


「衛星キャノンの照準は悔しいですが、すっごく正確ですもんね」

 ルミナも同意する。


「ルミ姉、アリスがいるんだからもう船体破損は怖くないよ。突っ込んでぶっ壊しちゃおうよ」

勇ましいのはノバ。


「ノバ、考えなしに突っ込むのはだめだといつも言ってるでしょう?」

 ノバをいさめるのはいつもルミナだ。


「リリアはどうだ?」

 ハルトはRAI兵器管制ユニットであるリリアに聞く。


「あいつ、衛星キャノンは絶対調子こいてるから、きつーいお灸を据えてやりたいんだけどな」

「ふーん、リリア、破壊するのが目標じゃないんだね」


「ハルト船長、あの衛星キャノンって、はぐれAIだと思うんだよね。鹵獲して躾けなおせばすっごく強力だから役に立つんじゃないかなあ、なんてね」

リリアは、壊さず鹵獲する提案だ。


「アリス、なにかうまい方法はないか?」

 アリスは急にハルトから振られてとまどうかと思ったが、案があるようだ。


「船長、私に考えがあります。明日の朝までには準備できます」

 アリスは自分の考えを説明する。


「よし、作戦開始は明日の朝900だ。みんな、準備よろしく。作戦名は{はぐれAIお仕置き作戦}でどうだ?」

 アリスの提案とハルトの決定で、これまで停滞ムードだった船内はにわかに活気ずく。


「よーし、みんな朝までに作戦をしっかり構築しておくようにね」

 ルミナが檄を飛ばす。


「みんな頼んだよ。俺はちょっと船長室で仮眠してくるわ。今日は疲れたよ」

 そういうとハルトは船長室に戻る。


*惑星ルクレア ルミナの嫉妬


「とんとんとん・・・」


#挿絵 衛星キャノン 

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ