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#その141 はあ?、RAIが引きこもりってどういうこと?

#その141


「もー怒らないでよね、ヒントあげたんだからさ」

「わかりました、後で遊んでみますから、もう行ってください!」

 ハルトは強引に話を打ち切ろうとするが・・・。


「あ!そうそう忘れてたわ!」

 女神ソフィアがわざとらしく言う。


「え?まだ何か?」

「そうそう、それと宇宙船の新兵器ね・・・」

 ハルトが聞き耳を立てる。


「この星にかつてあった文明の技術を使えば新たな火器兵装を装備できるかもよ!」

「え?本当ですか?」


「本当よ、じゃあまたね」

 女神ソフィアは言うとモニター画面から消える。


「ソフィア様!ちょっと!」

 しかしもう返事はない。ハルトは考える。


*惑星ルクレア アリス 引きこもり


「よし、まずは宇宙船ルミナの修理からなんとかするか」

 ハルトはそういうと、我に返って、船長室に入る。


「ルミナ、アリスは何してるかな?今呼び出せるか?」


 ここのところ宇宙船ルミナのシステムの一部になったかのように、表に出てこなくなったアリスのことをルミナに尋ねる。


「船長、アリスは多分自信がなくなって、古の言葉で言うと{引きこもり}になっているんだと思いますよ」

「はあ?、RAIが引きこもりってどういうこと?」


「ハルト船長、RAIが船長たち人類のプロトタイプだとすれば引きこもりになったっておかしくないでしょう?」


「まあ、そりゃそうだけど」

 ハルトはなんだか納得がいかないが話を続ける。


「アリスはなんとか言い含めてハルト船長のところに連れていきますから、可愛がってやってくださいね」


「ああ、あんまり自信ないけど」


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