表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
131/648

#その131 *IWS2 1日目の夜

#その131


*IWS2 1日目の夜


 その後、一行は宇宙船ルミナに戻り食事をする。本日のメニューはIWS2で手に入れた調理済みの料理だ。


 いつもは万能調理器が生成しているが、完成した本物料理はやはり食欲をそそる。ノバやリリアにはチーズ入りのハンバーグを用意する。


 二人は喜んで食べている。やはりお子ちゃまだ。ハルトとルミナはワインを飲みながらステーキを食べる。


「ハルト船長、とても美味しいですね」

 そう言って微笑むルミナはとても可愛い。


 食事が終わるとノバとリリアは就寝の準備をする。新しい宇宙船ルミアには居室が複数あり、それぞれの部屋にベッドが置かれている。船内も空調が効いており快適だ。


「ルミナ、さっきのおもちゃを絶対に落として欲しいといったわけを教えてくれないか」

 ハルトはルミナに尋ねる。


「はい、あのおもちゃはもしかすると第3のユニットに関係するものかも、って直感したんです。だから絶対に落として欲しかったんです」


「そうか、あのトランクから何か発信したのかな」

「一瞬ですが、通信があったように感じました。勘違いかもしれませんが」


「ルミアがそういうなら、間違いないよ、競り落としたのは正解だったよ」

「今はリリアのおもちゃでいいんです。何かのきっかけで目覚めてくれれば、と思っています」


(リリアのおもちゃが未知のユニットに関係しているのか・・・)


「そんなことまでわかるなんて、ルミアはすごいな」

ハルトはそう言ってルミナを抱きしめる。そしてキスをする。


「ん・・・」

 朝起きると隣にはルミナがいる。


 昨日も愛し合ったばかりだが、ハルトはルミナを抱きしめてキスをする。朝から舌を絡ませる濃厚なキスだ。するとルミナはようやく目を覚ます。


「おはようございます、ハルトさん」

「ああ、おはよう」

 そう言って二人は笑いあう。


 ハルトはルミナに改めて聞く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ