表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/648

#その130 ハルト船長、それいくらになっても、絶対落札してもらえますか

#その130


「さあ、100万からスタートです、お子様へのおみやげにいかがですか?」


 ノバとリリアが欲しそうに商品を見ている。ハルトもその様子を微笑みながら見ている。二人のためにハルトは立ち上がり入札コールする。


「300万!」

 すぐに突然大きな声が会場に響く。


「1000万!」

 一人の男性が手を挙げる。


 司会者は一瞬驚いた表情をしたが、すぐに笑顔に戻り言う。


「はい!ありがとうございます!他にはいらっしゃいませんか?」


「1200万!」

 ハルトが応札する。司会者が言う。


「さあ、1200万でいいですか!」

「ハルト船長、それいくらになっても、絶対落札してもらえますか」


 ルミナが思いがけないこと言うので、ハルトは驚くが、絶対落とそうと決意する。


「わかった、1500万!、だ」

 ハルトが即座にせり上げる。


「1800万、いや2000万だ」

「3000万だ!」


「くっ・・・」

「それでは3000万にてそちらのお兄さんが落札です」


 ハルトが手に入れたのを見て、リリアもノバも嬉しそうだ。たかがブロックがなぜこんなに高いのか不思議で、予想よりもお高くついてしまったが、二人の笑顔に比べれば安いものだ。


「リリア、欲しいものは手に入ったか?」

 ハルトが聞く。


「ハルト船長、ありがとう!」

 と言って喜ぶ。そしてルミナも言う。


「ハルト船長、ありがとうございました」

 こうしてIWS2の休日は過ぎていく。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ