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ゲーム配信者と私。  作者: おにぎり侍
4/5

イベント当日①

イベント当日になった。

私はやや緊張して開始時間を待っていた。


平日である今日の13時から交流イベントがスタートするのだが、現在の時間は12:50。

少し早い気がする。

交流はオンライン会議の形式で行ってもらえるので、私は自室の勉強机の上でノートPCを起動し、開始時間を待っていた。

イベント申し込み時に登録したアドレス宛に、参加用のオンラインミーティングのURLが送られているので、それをクリックして起動するだけだ。

が、通信環境のチェックもしたいので、私は早めにオンライン会議のURLへ入室することにした。


どんな進行になるかはわからないが、私はカメラを起動して参加するつもりなので、ヘアセットと軽いメイクをしていた。

念の為、勉強机の上にはマスクも準備しており、カメラ写りが悪い場合は、マスクで顔を隠して参加することにしている。

この時の私はまだ気がついていないが、この時点で『あわよくば可愛くみられたい』という願望が生まれている。


URLは問題なく起動し、ミーティングにも入室できた。

もちろん開始時間にはなっていないので、まだ誰も入室していなかった。

とりあえず私は入室したまま開始時間を待つことにして、PC画面を見つめながら一人考え事をはじめていた。


今日のイベントの流れとしては、

まずは当選者とポコたろーの交流の時間(約15分)

ゲームを開始し、それぞれの組みで撮れ高を確認したら終了

というものだ。

私は1組目のチームに組んでもらったので、交流が終わったらそのままゲーム開始だ。

ゲーム中もボイスチャットが使えるので、ポコたろーと会話することは可能だろう。

しかし、二人きりではなく、他の参加者がいる。

さらに今後動画サイトへアップロードされるということなので、編集者なども一緒に視聴しているだろう。


『私、ポコたろーさんとうまく話せるのかな、そもそも会話すらできなかったりして・・・』


イベント開始直前に心配になってしまい、私は思わず独り言を呟いてしまった。

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