ミドガル門
俺は今、先ほどまでいた町、ミドガルの門の前にいる。
中年門番が出てきた。
「よぉ、さっきのー」
「サタンだ」
「サタンはなんで戻ってきたんだ?
やっぱり町に入りたくなったか?」
「いや、お前たちに渡したいものがあって戻ってきたんだ」
「?」
「これなんだが…」
俺は門番に光る右手を見せた。
「なんだこれ?」
門番が聞いてきた。
門番には分からない光、一般人には分からない光。
これは、
「これは魔法の光でな、爆裂魔法という魔法の発動前にでる光なんだ」
「爆裂魔法?あんな魔法、伝説の魔法だろ?使える人間なんて見たことねぇ。お前に使えんのか?
ほんとに使えるとしてもこんな町の前で使っていい代物じゃないだろ」
鼻で笑われた。
この魔法は名前を知っているやつは多いが、使い方はあまり知られていないのだ。
信じられないのも無理はない。
「やっぱり信じられないか。では証拠を見せてやろう」
「いや、遠慮しとくよ。仕事中だし、ほんとに使えたとしても、ここで撃たせるわけにはいかないからな」
「ふっ、もう遅い。どっちみち、もう力を抑えるのが限界のところまで来ているんだ」
「なっ!じょ、冗談だよな?な?」
「さぁ、その目に刻むがいい!
《エクスプロージョン》!!」
「やめー」
最後、門番が何か叫んでいたが、気にせず魔法を放った。
爆裂は門周辺を飲み込んだ。
そして、門周辺は更地となった…。
今回文章きったねぇw
俺の字きったねぇw
頑張って読んでくれた方々。ありがとうございます。
高評価、
次話の愛読をよろしくお願いいたします。