君のせい
少し書くたくなった詩を作ってみました。
君の声が聞こえて 振り返ったんだ
どこにも君がいなくて 自分の耳を疑った
こんなにも聴きたい声が 忘れられない声が
もう一度 私の名前を呼んでくれるかも なんて
言葉のない世界で 次はただ抱きしめて
傷つけることもなく ただ愛していられたら
きっと素直になれただろう
愛してくれとは言わないから せめて声だけ聞かせて
近くに居られないなら どうか笑っていて
こんなにも心が張り裂けそうな 叫びを届けたいなんて
理由はひとつ 君のせいなんだ
いい子になんてなれないから
君にはいい顔して 笑っていたかった
そんな浅はかな願いだって 情けなくたって
いいんだ 君に届くなら どんな言葉だって
本当は 君の記憶に残れるなら
喜んで君を傷つけて 忘れられなくしたい
でもできないんだ なんでかな 君のこと
大切すぎて ぐちゃぐちゃな本音が遠ざかる
そばに居られないなら どうか笑っていて
私のこと 忘れてもいいから 笑っていて
嘘 忘れないで 本当はずっと
君に覚えていてほしいんだ 生まれ変わっても
こんなにも貪欲な 自分がいたなんて
君のせいなんだ 全部 君のせいなんだ
忘れてもいいから 来世で少しだけ思い出して
君のこと 愛してる人がいたってこと
来世で 声を聴かせて 一回でいいから
どうか 少しだけ思い出して
必ず見つけてみせるから 君のこと
お読みいただきありがとうございました。