新きゃら登場!
「ねぇ…。彩さんまみさん…。」
「何?地味子ちゃんでいいの?名前知らないし…。」
「え…。あ…。私の名前は…。」
と、言いかけたときだった。
「お〜い!南川!」
聞き覚えのある声がした。
「えっ!?」
「いた!いた!こいつに言ったんだけどなかなか来ないからさ〜。」
地味子ちゃんを指さしながら言った。
私たちより年下なのに慣れなれしい…。
「え…。ご…ごめん…ね…。私やること遅いから・・・。」
「本当、遅かったな!」
「う…。」
あ〜………。
こいつ、性格最低だわ。
「あ!諒ちゃん!なんで6年生のとこにいるの?」
5年生の栢山 三咲。
すんごい可愛くて私でも目がハートになちゃうお〜
スタイルもいいし!
「もしかして…。彼女さん?」
「うん?彼女のように見える?」
うわ!ひど!私、今傷ついたよ!?
「う〜ん。」
三崎ちゃん!困らなくていいお!あなたなら、「見えない。」って言っても
怒らないお〜。
「姉弟なんですか?」
わ〜。そういう言い方もあるんだ〜!勉強になるぅ〜
「さっき僕にぶつかってきた人。」
あっさり言うね〜。あんたの勇気も勉強になるよ。
「そ〜なんですか?」
うん。納得しないよねって言うか納得出来ないよね〜。
「あ!もしかして!」
まみが大きな声を出した。
「あの、モテモテ男子グランプリに毎年1位になる、小峰諒太!?」
「え?」
「さやさやずるい!」
まみが笑ながらいった。
え〜。こんな奴がモテるんだ〜(棒読み。)
まぁ、背は低い方だけど 顔はカッコいいもんね〜。
あとは、性格を直すだけか。
「しかも、こいつ 僕のこと幼稚園児って勘違いしたんだぜ?」
「そ〜だったんだ〜。」
わ〜三崎ちゃんの目が困ってるよ〜。
「あっ!そういえば1組の先生に用があるんだった!失礼しますね。」
さらさらな髪が風がふわってやって、言葉にできないくらいに可愛かった。
「あんた、あんなかわいい子がいるんじゃない。」
「まぁそんな、イライラすんなお。」
まみが首を突っ込んできた。
「で、なにしに来たの?」
「南川!メル友になろう!!!」
なんだよ。こいつ…
慣れなれしいし、性格最低だし〜…。
「いいよ…しかたないわね!」
なにツンデレになってんのよ!私!