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屋敷に向け

「ケビン様の無事を確認! 王国軍に保護されたようです!」

報告を聞いて、レイホールは胸をなで下ろす。

「全軍、王国軍の元に!」

レイホールは命令し前進させる。



「此度は、なんと御礼申して良いやら。申し遅れました、某、侯爵領軍隊長、レイホールと申します」

金髪の頭をレイホールが下げる。


「レイホール殿、頭をお上げください。私、王国軍のパトリック・リグスビーと申します。運良く無事に3名をお助け出来たことは幸いでした」

と、パトリックが答える。


「ケビン様の所にご案内致します。こちらにどうぞ」

パトリックは、レイホールを連れて歩き出す。


「おお! レイホール! 私は無事だ!」

「おお! ケビン様! このレイホールが不甲斐ないばかりに、ケビン様を危険な目に合わせてしまいました、この罰は如何様にも。が、せめて、ケビン様を御屋敷まで警護することは、させていただきたいです!」


「レイホールに責任などない、もちろん、屋敷までの警護も頼む!」

「御意!」

「リグスビー少尉も、是非我が家にお越しいただきたい!」

「は! ではお言葉に甘えて」



侯爵軍が先頭、王国軍が後ろという感じで、侯爵家の屋敷を目指す。



二騎の騎兵が、スピードを上げて駆けてゆく。

屋敷に報告に行ったのだろう。


パトリックは、屋敷で多少のお褒めの言葉と、兵に休息を取らせてもらえれば良いなぁと思っていた。


それくらいなら、軍務中でも許されるよね?ね?


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