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情報収集に動き出す

間者の招集をかけた日から5日後、スネークス邸のホールには、多数の人が集まっていた。


執事や使用人はもちろん、王都のスネークス家に雇われた29名の間者、正式名称を闇蛇隊と呼ぶ事にしたのだが。


それと、スネークス領から呼び寄せた領軍の第1大隊100名が整列していた。


「よく聞け! 陛下より勅命が下った! 愚かにも我が家を狙う家の存在が確認された! 我が家だけでなく、婚約者であるソーナリス殿下の誘拐まで企む始末。断じて許す訳にはいかない! 闇蛇隊は、愚かな家の偵察と情報収集を。これはアボット伯爵家の情報部と、王家の調査隊との合同作戦である。

毒蛇部隊は、屋敷の警護及び闇蛇隊の護衛だ。


いいか! 確固たる証拠を掴め! 我が家に敵対した事を後悔させるためには、証拠が必要だ‼︎

奴らを潰す! これは我が国、そして我が家と我が領にとって必要な処置である!

スネークス家がいかに恐ろしいか知らしめるぞ!」


パトリックの宣言により、それぞれ動き出す。


ある者は王都に潜む。ある者はとある貴族の領地へと走る。

スネークス邸は緑の軍服姿の警備兵が、不審なモノは何一つ見逃さないとばかりに、眼を光らせる。


そして、パトリックも動き出す。


家捜しにおいて、パトリック以上の手練れは存在しないであろう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文字数が少ないという意見も多いですし実際1話あたりの文字数としては少ない方ですが、毎話しっかりと物語が進展していて更新頻度も高いので最近お気に入りの小説です。
[良い点] > 家捜しにおいて 家捜しにおいて゛も゛の間違いでは?(笑)
[良い点] 裏の最強軍団始動ですね。 [一言] 面白い。
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