表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造能力なのに剣以外を創造出来ません  作者: 幻影刃
第三章 女性の町 ガルメ
53/109

新たな目的地に向かって

遂に第三章完結です。


四日ぶりの更新です。

最近体調が優れなかったのでずっと寝込んでました。(言い訳)


「さて、準備完了!」


 俺は今、ガルメの町から出発する為に荷造りをしている。


「にしても、衣類が多すぎだろ」


 俺の荷物である剣や衣類、食料はそんなに量は多くないが、リアラが(俺を女装させるために)買ってきた衣類が多く、俺の荷物の数倍の量はある。


「幸い量が多くてもそれ程重くない衣類だから良かった」


 しかも、この量で丁度半分くらいだ。残りの半分はリアラとエレナに持ってもらっている。

 俺は、この量を見た時に大体こうなるとは予想出来たが、この衣類を買ってきた当人はこうなるとは思っていなかったのか、この量を見た時の表情が後悔しかなかった。


「確か、集合場所はこの宿の一階だったか?」


 昨日の夕食時に決めた集合場所は今俺が泊まっている宿の一階。もう既に他の皆は集合場所にいるだろう。何せ、朝起きてから準備をしていたが衣類だけに約三十分を費やしたからな。


「急がないと置いて行かれるな」


 冗談で言ってみたが決してそれはないと信じて宿の一階に続いている階段に向かった。

 一階に着くとリアラとエレナ、ディン、レナがトランプのようなカードゲームをしていた。


「すまない、待たせたな」

「あ、やっと来ましたか」

「次リアさんのターンだよ!」

「あ、すみません」


 俺の言葉に反応してくれたリアラだったがエレナの言葉でゲームに戻る。

 (リアラを除く)お前達は俺の事よりゲームの方ご大事なのか!?


「よし、上がりだ」

「あー、また一番最初に抜けられたー!」

「フッ、お前らでは俺には勝てねぇぞ?」

「くそー!」


 あの言い方からして、ディンがずっと一抜けのようだ。

 そして、ずっと一位のディンに怒るエレナ。

 今更だが、エレナってあんなキャラだったっけ?


「あ、シロウさんもトラップしますか?」

「いや、遠慮しとく」


 不運な俺がババ抜きをしたところで勝てる見込みが全くない。ディンが一位で俺が最下位で終わるのがオチだ。

 それよりも、そのトランプのような物の名前ってトラップって言うんだな。

 トラップ……罠?人を引っ掛けるゲームってところか?

 結局はトランプのババ抜きと変わりはないな。

 トラップが終わったのはそれから十分後だった。


「さて、それじゃあ俺は先に行くことにするわ」

「そうか」


 トラップが終わって間もなくディンが座っていた椅子から立ち上がる。


「レナ、行くぞ」

「はーい」


 ディンの声に反応してレナが椅子から立ち上がってディンに着いて行く。

 何故レナがディンについて行くことになったのかと言うと、レナ曰く『私より強い人と一緒に旅をしてみたい』という事らしい。

 と言っても、レナは邪龍神教を裏切ったという事で奴らからしたらお尋ね者のような扱いだ。

 一人では危険なので今まで一人旅をしていたディンに着いて行くことになった。


「また生きていたなら会おうぜ」

「ああ、そうだな」

「お前とは一度手合わせ願いたいからな」

「ハハ、勘弁してくれ」

「半分冗談だ、じゃあな」


 そう言ってディンとレナは宿から出て行った。

 半分冗談って、逆に言えば半分本気ってことかよ!?

 正直言って今の俺ではディンには勝てない。


「俺もディンに負けないように強くならなきゃな!」


 俺はそう言って女装していたせいで着れなかった青いコートを着る。


「それじゃあ、俺達もそろそろ行くか」

「そうですね」

「ディン、次会った時には絶対負けない!」


 一人だけこの雰囲気の中全く関係ないことを言っているが俺とリアラは気にせず(無視して)宿から出る。

 そして、俺達は新たな目的地に向かって歩き始めた。










「それよりもリアさん、シロウさんって誰?」

「あー、それはですn——」

「俺だ」

「…………え?」

「女かと思ったか?残念だが男だ」

「え、でも——」

「俺は男だ」

「ア、ハイ」


 ガルメを出た時にそんなやり取りがあった事は俺達三人以外、誰も知らない。

三人が次にたどり着いた街はなんと悪魔の街だった。しかし、なにか様子がおかしい。

と、思っていた矢先に一人の住民が『この街を助けて下さい!』と、急に頼み込んできた。

この街が抱えていた問題とは一体何なのだろうか……。


次回 第四章 悪魔の街 デモービル



次回予告してみましたがどうでしたか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ