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創造能力なのに剣以外を創造出来ません  作者: 幻影刃
第三章 女性の町 ガルメ
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合流


「ここですよシロさーん!!」


 俺がボスを探しながら合流地点に向かって歩いているとリアラの声が聞こえた。どうやら合流地点の町の中心に着いたらしい。


「無事に全員合流したところで、まずは情報交換でもしましょう」

「わかった………と、言いたいところだけど、そこの槍を持った男は誰だ?」


 リアラが情報交換を提案したが俺はリアラの隣にいる男について聞いた。

 リアラとエレナはあの男のことを知っているかもしれないが俺は全く知らない。


「お、そいつがもう一人の仲間か。俺のことは……ま、ディンとでも呼んでくれや」


 今の間……恐らく偽名だな。本名を明かすのが嫌なのか、或いは名前を知られると何かまずいことがあるのか。


「……リアラ、説明してくれ」


 今はとりあえず、ディンが何故二人と一緒にいたのかを説明してらうことにする。


「別れている途中で会いました。目的は同じらしいので共闘することにしました」


 なるほど、目的——この町の魔物をどうにかするというのは同じか。

 仲間になれば戦力は上がって効率が良くなる。そしてディンの目的も果たせる。

 まさにWinWinと言うわけか。


「……わかった、共闘はしよう。じゃあ、本題の情報交換をしよう」

「そうですね」


 ディンの説明が終わったところで本題である情報交換を始めた。

 俺が話した情報は、周りにいた魔物の殆どが弱い魔物だということと魔物達が召喚されている可能性と強い存在……魔物達のボスかもしれないことを話した。

 リアラ達のところにいた魔物も弱いものばかりだったらしい。


「そのボスってやつ?みたいなのは俺は見かけたぞ?」

「本当か!?」


 リアラ達との情報交換中に横からディンが話し掛けてきた。


「見かけたって言っても、何か黒っぽい色をした魔物が大群のゴブリンに何か言ってたのを見ただけだ」

「黒っぽい魔物……」


 黒い魔物と言えば謎の変異をしたゴブリンメイジだ。

 この辺りには黒い魔物はいないので、思い浮かぶ黒い魔物というのは変異した魔物しかいない。


「まさか魔物が知能を持つなんて思いもしなかったがな」

「………黒い魔物か。リアラ、エレナ……」

「えぇ、恐らくは例の変異した魔物の一種で間違いないと思います」

「でも、前は知能なんて持ってなかったよ?」


 エレナの言うと通り、前は知能どころか意識さえなかった。

 知能がない魔物が他の魔物のリーダーになって指示をすることなんてまず不可能だ。


「どうやらその黒い魔物に心当たりがあるそうだな」

「そうだ。黒い魔物は数日前に俺達が戦った魔物だ」

「へー」


 ディンの質問に答えたのに何とも適当な返事が返ってきた。そんなことはどうでもいいってか?


「……知能を持たない魔物がまた変異して知能を得たか魔物によって変異の仕方が違うとか?」

「そうなると……ディン、黒い魔物がどんな魔物だったかわかるか?」


 一つ目の二回目の変異なら別に対応は簡単だが、二つ目の魔物によって変異の仕方が違うのなら対応が難しい、と言うか面倒だ。


「うーん……どうだったか……確か、尻尾があったな」

「尻尾か……なら狼か?」

「というわけでもないんだ。翼があったからな」


 尻尾に翼だと?まるでドラゴンのような特徴だな。


「まさかドラゴンとかないよな?」

「それはない。ドラゴンよりもかなり小さかった。ゴブリンより少し大きいくらいだ」


 流石にドラゴンなら俺達も気付いてる筈だしな。

 でも、翼と尻尾があってゴブリンより少し大きい魔物って何だ?


「さて、情報交換は終わったんだ。さっさとその黒い魔物を見つけようぜ」

「そうだよ!早く探しに行こう!」


 黒い魔物について考えていると、エレナとディンが声を掛けてきた。

 考えるより実際に見るほうが早いか。


「シロさん」

「あぁ、ならその黒い魔物を見つけて倒すとするか」


 そう言って、俺達は四人で黒い魔物を探し始めた。



 しかし、その黒い魔物の正体は俺達の予想を遥かに超える者だった。

今回のエレナの会話数 二回…………少ないわ!!

ということで、出来るだけエレナの会話数を増やそうと思います。

(複数人で会話する描写って結構難しいんだね)

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