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創造能力なのに剣以外を創造出来ません  作者: 幻影刃
第三章 女性の町 ガルメ
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炎の中の戦い 2

リアとエレナsideです。


「リアさん付いてきてますか?」

「はい、ご心配なく」


 リアとエレナはシロウと別れた所から少し離れた場所にて魔物を討伐している。

 エレナが近接戦てリアが魔法でサポートという戦闘スタイルで討伐している。


「まさかここまでいるとは思いませんでした」


 数え切れないほどの魔物を倒しているが一向に減らない。何処も彼処も魔物だらけだ。


「やっぱり変だよ……これだけ倒しても数が減らないなんて」

「ええ、しかも減るどころか逆に増えている気がします」


 ここの現状はシロウの所とはまた少し違い、ゴブリンに混じってウルフの上位互換のウルフマンがいる。


「誰が召喚しているか魔物を出現させる魔法陣があるかのどちらかだと思います」

「だね、魔物に知能なんてあるわけないですもんね」


 基本的には魔物は知識を持たない。なので、リアが出した誰かに召喚されているか召喚する魔法陣があると予想する。


「シロさんと別れてかなり経ってるけど……」

「そうですね。そろそろ合流しても良さそうですね」


 シロウと別れて約一時間。ずっと湧いてくる魔物を倒していても無駄だと考えたエレナはリアに合流を提案する。


「とりあえずシロさんと念話で連絡します」


 そしてリアはシロウに念話を使って合流について連絡する。


『シロウさん、そろそろ合流しませんか?』

『わかった。合流場所は町の中心……覚えているよな?』

『勿論ですよ』


 シロウとの念話を終了する。シロウの言い方的にどうやらあちらも合流について考えていたらしい。


「シロさんも合流するつもりだそうです」

「なら話が早いね。シロさんはもう町の中心に向かってると思うから私達も早く町の中心に向かお!」

「そうですね。合流してお互いのわかった情報などを交換出来ますし」


 リアとエレナは合流場所の町の中心に向かって歩き出す。


 ——しかし、それを妨げる者が現れた。


「おっと、どこに行くんだ?」

「「ッ!?」」


 背後から男の声が聞こえた。

 二人が後に振り向くとそこには他の冒険者とそう変わらない服装で一本の槍を持った男がまだ燃えていない家の屋根に座っていた。

 突然気配も無く現れた者にリアとエレナは驚いた。


「……何故、男の人がこの町にいるのですか?」


 リアは警戒しながら男に問う。


「あぁ?そんなもん門番の目を盗んで入ったからだが?」

「それだけが目的ではないでしょう。男子禁制のこの町に入ったのには興味だけではないはずです」


 目の前にいる男の目的についてリアは問う。


 男子禁制町に男子が侵入理由の大体が興味があるからだ。

 しかし、この男は町がこんな状況なのにわざわざ侵入してくる筈がない。


(この町の状況で侵入してくる男性の正体はこの状況を作った犯人の可能性が高いはずです)


 目の前にいる男がこの状況を作った——リアはそう考えた。


「俺がこの町に入ってきた目的か……いいぜ、話してやるよ」


 男は屋根から飛び降りてリアとエレナがいる所に着地した。

 そして男は言った。


「俺がここにいる目的はなこの町にいる魔物を倒すため……まぁ、これの他に目的はあるが今はこれが最優先だな」

「………そうですか」

「お二人さんもこの町の魔物を倒すのが目的なんだろ?じゃあ俺と手を組まねぇか?」


 急な共闘を提案する男にリアとエレナは少し困惑する。


「目的は同じ、俺は目的を達成出来るしお二人さんの目的も達成出来る。まさにデメリットのないWinWinの関係って訳だ」


 男が言っていることは確かに正しい。男にもリアとエレナにもデメリットはない。戦力も増えるのでより効率が良くなる。


「……共闘しましょう」

「……リアさん、本当にいいの?」

「あの男の人が魔物を読んだ犯人でない限りは大丈夫でしょう」


 目的が同じならば二人に攻撃する理由がない。

 それに、男一人がリアとエレナと敵対しても不利になるだけだ。


「わかりました、その提案に乗りましょう」

「お、助かるぜ」

「でも、もう一人仲間がいるのでまずは合流します」

「OK」


 謎の男と共闘することになったリアとエレナ。まだ二人は謎の男に対して警戒をしている。

 そして三人はシロウとの合流場所の町の中心に向かった。

謎の男参戦!!(期間限定)

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