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創造能力なのに剣以外を創造出来ません  作者: 幻影刃
第三章 女性の町 ガルメ
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新たな町に向かって


 レジェスの町を出発して俺達は今、レジェスの町から一番近いガルメという町に向かっている。


「ところで、ガルメってどんな町なんだ?」

「分かりません。私も地図で数回見た程度ですから」


 今向かっているガルメの町のことを俺達は殆ど知らない。

 そのため、ガルメがどんな町なのかは俺達には分からない。


「変な町じゃないことを祈るしかないか」


 それにしても、かなり歩いているが町が中々見えてこない。地図ではそう遠くはなかったんだが……。


「かなり歩いたんだがまだ着かないのか?」

「え?まだ後二十分くらいは歩きますよ?」


 まだそんなに歩くのか?もしかしたら、俺が見ていた地図は少し確証したものだったのか?

 そうだとしたら、思った以上にガルメの町が遠い理由も納得ができる。


「はぁ、リアラはまだ歩いているんだ。俺がこんな所でバテたら駄目だな」

「そうですよ。たったの二十分です。頑張って歩いてください」


 それから俺達は約二十分の間ずっと歩いてガルメの町へと向かった。



「やっと着いたぁ!」


 ずっと歩いている途中に町が見えた時は今までにないほどの喜びを感じた。

 砂漠を歩いている人がオアシスを見つけた時ってこんな気持ちだったのかな?


「そこの者、止まれ!」

「は、はい?」


 女性の兵士が俺達に大きな声で言った。急に言われたので驚いた。

 それよりも、何か用があるのか?


「証明の紋章を提示しろ。無ければ銅貨5枚を支払ってもらう」


 あ、そう言えばそんな決まりがこの世界であったな。色んなことがありすぎて完全に忘れていた。


 急に『止まれ!』なんて大きな声で言われたら驚くじゃないか。


「はい、これでいいですか?」


 そう言って、俺とリアラは冒険者登録をした際に貰った冒険者の紋章を提示した。


「冒険者の紋章か。……よし、通っていいぞ」


 一瞬あったあの間は一体なんだろうか。

 兎に角、町に入れるようになったので俺とリアラは町に入った。



「まずはこの町のギルドに向かうとするか」

「そうしましょう。そうしないとこの町でクエストが受けられませんからね」


 そう、冒険者は別の町に初めて来た場合その町のギルドでクエスト受注許可を貰わないとクエストを受けることができない。

 受注許可をその町で一度貰うとまたその町に来た時に再度受注許可を貰う必要はなくなる。

 俺達は受注許可を貰うためにガルメの町にあるギルドに向かった。


 ギルドに俺達が入ると、レジェスのギルド程ではないがとても賑やかだった。

 俺が思ったこのギルドの第一印象は何故か()()()()()()が多いことだ。

 いや、もしかしたら女性しかいないんじゃないか?


「とりあえず、受注許可を貰いに行くか」


 そのまま俺達は受付に向かった。

 しかし、受付の人も全員が女性だ。レジェスのギルドは少数ながらも男性の受付の人はいた。


「あの、すみません。クエストの受注許可を貰いたいのですが……」

「あ、はい、わかりました。証明の紋章を出して下さい」


 俺達は言われた通りに証明の紋章を受付の人に渡す。

 それを受け取った受付の人が手続きを始めた。

 受付の人が手続きをしている時にこの町に来て一番に思った疑問を聞いてみた。


「すみません」

「はい、何でしょうか?」

「この町に男性はいないのですか?」

「……?このガルメ町は男子禁制ですので男性がいないのは当たり前じゃないですか」

「………は?」


 どうやら、この町は俺とは相性が悪い町のようだ。

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