王国ホテ騎士団ナースつめしょ、っしょ(卍卍紫十字卍卍)
(?誤記等御容赦?)
「第一話について、お便り頂きました、読むよ」
「やめとけ」
「うっせー」
「せめて抜粋にしろな」
「ここなんだよね、読みまぁーす…『訴えているのかしら 一般道路でも事故の危険があるのだからね高速道路と同じく高架にしてって』と、仰ってまぁーす」
「と…」
「ああなるほど、“河童”のコスプレ連中が一般道を工事してだね、高速道路つまり高架に昇格させてくれと…そういう運動団体のパフォーマンスというわけですか」
「まんまだね(苦笑)」
「というか道路のコスプレ!」
「擬人化やん」
「そう、オウ王国の主張はそうでしたよね、“鉄道を高架にしないのは犯罪的”とかいう‥‥でも其のかんがえには穴が有ンだよね、立体交差の問題で、鉄道しか考えてないの(苦笑)」
「いや、車を上に通さずに、人を歩道橋に上らせるのは…」
「ああそれだったら観たわ、有料放送の“モノ黒”アーカイヴで、“早い昭和”頃のやつ」
「地下でもいいでしょ」
「えええ? 道路を逆に地下に通すっての…うーん、そういう問題じゃなくって」
「‥‥」
「鉄道のばあい地下か高架なんだけど、全部の車道を地下にしたら地下帝国みたくなるよ」
「全部の電柱を地下にしたら、町がまるごと地下に‥‥ウルトラマンか何かで有ったはず」
「それちがうでしょ…だからあ、そんなの地下帝国じゃん」
「ちな‥‥当時、オウ国王の趣味は、電柱撮でーす(苦笑)」
「だけど国王は歩道橋の小説を書いてたでしょ、先見の明…それは有るかも」
「いや、感覚が昭和だよ」
「だったら‥‥」
「何よ」
「‥‥だったらカタカ君の賑やかな小説? 載っけてあげたらよかったんじゃ…歩道橋の暗い短編よかマシなんじゃない?」
「それ禁句だよ、高校の会誌を私物化して、ライバルのを没にって」
「私物化? 私物化?」
「あ、そろそろ俺…」
(?誤記等御容赦?)