レイチェル(前編)
(?誤記等御容赦?)
【音楽に於ける「内容」】(欠けているもの)
「陛下、此方は阿修羅帝国使節長のフーヒョン様、
今朝がた一番、半球電鉄始発にて当地へ御越しです」
「おう、遙遙よく来られた」
「お初に御目にかかります、さっそく手短に、さきほどの御話の件、
(聞いてたのか、何か言いたそうだな…)
お言葉ですが陛下…」
「何かな~?(苦笑)」
「作曲の内容というのはメロディだけではありません」
「何かな~?」
「リズム隊(リズム帯)も有りますが、音‥‥音色そのものの美しさを
活かして響きというものを…」
「何かぬぁああ~?」
「陛下、ふざけているのでありますかッ?」(←敬語過ぎ)
「ふざけているのはきさまだろうがぁー、そんなのは作曲というよりもだ‥‥
アレンジ、演奏、録音、音響効果とか‥‥果てはミックスの問題じゃないかーッ」
「でも…作曲自体にだってメロディだけでなく縦の関係、まあハーモニーですけれども‥‥
和音の進行といいますのか和声、
それに…そもそも…単に美しいメロディを曲に並べるというのでなく、
つまり、伴奏の編曲として音が重なる場合、のみならず…
純粋にメロディだけをとって
視てみましても‥‥
曲調に合ったところの単音のメロディと、また単音のメロディとの
繋がり…というものが有り得るでしょう、
固より大作曲家というのは、単に美しいメロディの流れさえ出来たらいいとは考えず、
それぞれの曲の特徴の有る雰囲気であるとか、
より深いものを同時に追求しているものです、
寧ろ其っちのほうが大事かもしれませんよね」(←砕け過ぎ)
「なるほどそうだったかもしれん」(まあ少なくとも、其の一部には一理有ろう)
「がははは、昨日言ったことをもう覆すってわーけぇ?」
「誰だ、無礼者!
あ゛~、おまえ昨日の…まだ居たのかー」
「おまえって何よ、おまえってぇ!
私は阿修羅帝国海軍レイチェル中尉さ」「ぬへへ~」
「あ゛~カーネル・リンまで居たかぁー」
「でへへ~」
「併しだな‥‥何だ其の恰好は? カーネル・リンと言えば陸軍大佐だろう、浮浪者に扮する意味あるのか」 (※差別意図ナシ)
「だひひ~」
「何か言え馬鹿ッ」
ボカっ
「マジ痛ぇ」
「(苦笑)ははーん、叩けば馬脚を現すってか」
ボカッボカッ
「やめろ、やめろ、暴力反対!」
「ちょっとぉヤメてあげなよぅ」
「ぉぃぉぃカーネル・リンは上司だろー、タメグチでいいのか(昨日から気になってたが…)」
「ぬひぬひ~」
「別状ない、いっこうに構わないと、こう、おっしゃっております」
「変な通訳やめろッ」
‥‥ ‥‥
(?誤記等御容赦?)




