第2話
キツいツッコミは止めてください。本当に泣きます。
「それでは特訓を始めます」
『わーわー』
あの衝撃のステータス事件から2日後。やっと俺の特訓が始まる。今日の授業は
「まずは魔力を感じましょう。それと魔力は体の中と世界中にあるのは言ったしら?」
『昨日トールに聞いたよ』
魔法だ。いや、魔術かな?剣術とかは3歳になってかららしい。それと、全スキル持ちなら特訓しなくてもいいと思ったと思うけど、これは必要な事だ。スキルが有っても知らない事があるからな。それと、神が言うには知らないならヤれだそうだ。だが、彼らは分かっていない。俺、実は全スキルの詳細知ってるし、帝式になった事で色んな経験が入ってきて、統合最適進化してるから特訓はいらない。
だから、さっき言ったのは建前だ。それに神がすごいわくわくしてるからね。でも、筋トレはちゃんとするよ。
それと、今日教えてくれるのはイシス先生だ。
「多分、すぐは感じられないと思うけどあきらめずに頑張って」
うーん、魔力を感じるか。大体が血液と血管をイメージするよな。……うん。できた。
よし、改良の時間だな。
そうだな。さっきの感じだと血液以外にも細胞にもありそうだった。……やっぱり、あったな。後は……心臓と肺?心臓はまあ予想が付くが……肺は何だ?『世界中に魔力はある』
そうか!空気だ。空気中の酸素と共に魔力………いや、魔素と呼ぶか。魔素を取り入れているのか。それで肺に貯蔵している。と言うことは赤血球には魔素を運ぶ働きもあるのか?
っと、まてまて。だが、そうすると何時も魔力身体強化している事に……………いや、もしも。もしもだ、魔力は心臓と肺に貯蔵されており、血液中の魔力はそこからの雨漏りの様なもので、魔力身体強化には使えないのか?
…………………違う!魔力は血管を通っている訳じゃないのか!それに限りなく近く、そして魔力を使う時だけ使用される回路がある!………やっぱり、そうだ!心臓と肺以外に魔力がほぼ無い。なら、………できた。循環しろとイメージしたら魔力が回路を通った。細胞にも、行き届いてる。
つまり、魔力は『心臓と肺に貯蔵され、使用時だけ魔力回路を通って循環する』と云うことか。
『できた』
「ホントに?どうやってやったの?」
『それは─────』
黎雅は先程分かった事をイシスに説明した。
しかし、
「魔力回路何て、無いわよ?それに魔力は血液と一緒に循環していて、使用しようとしなければ何もならないわよ」
という言葉が帰ってきた。
それを聞いた黎雅は再び考えると、魔法に関係する。それと、魔力は止めないで平気と結論付けた。