プロローグ
どうも、玉鋼バンブーです。
第三作品目です。
この作品はかなり不定期更新です。
それと、もし良ければ他の二作品も宜しくです!
〓???〓
「いい感じの奴がいたぞ」
「お、マジか。でも、その場合は奴じゃなくて御方じゃ無いか?」
「まあ、細かい事は気にすんなよ。それで、アレは出来てるんだろ?」
「当たり前だ。後は適合者の血を使用するだけだ。それで、どんな御方なんだ?」
「んーと、一言で言うと『規格外』だな」
「それはそれは」
「あ、言い忘れてたけど彼奴しかこの先適合者は現れないらしいぞ。本当にじいさんは面倒を残してくれたな」
「でも、良いんじゃないか?不老不死なのに腹上死するようなじいさんだったから」
「まあ、確かにな」
「それじゃあ、呼びに行かせるか。我らが帝王なる方を」
「多分彼奴なら俺らの事を親と呼ぶがな。それにそんな事言ってるけど基本的にチーレムしてね!って感じで探してるから不干渉だろ?」
「そうだけど、ノリで言ってるだけだ」
「そうかよ。じゃあ、エグゼを呼ぶか。」
「そうだな」
◇◇◇◇◇
〓第3世界・銀河系太陽系第三惑星地球アジア州日本国某県某市〓
東桐黎雅15歳。
それが俺だ。名前は字面だけ見るとかっこよさげだが、俺の容姿は少し小太りの平凡な男子生徒と言った所だ。学校でも目立つ事はなく、虐められていたりということもなく、友達と話し、家に帰っては趣味のゲームやら何やらをする。正に平凡の一言だ。ただ、唯一平凡では無いところを挙げるとすれば両親が亡くなっているというところか。
まあ、もう慣れたからいいんだが。
兎に角、そんな特筆すべき所が無いのが俺だ。
だが、そんな平凡な俺でも何時も思う事がある。
「何か異世界転移でもしないかなぁ」と言うことだ。だって、異世界ですよ!異世界!ドラゴンにフェンリルに剣と魔法!それを思い浮かべるだけでワクワクする!異世界こそ、我が夢だ!
コホン。
そして、今日も俺はそんな事を思いながら登校した。
◇◇◇◇◇
ふ、ふぁぁあ。よく寝た。
ん、ともう給食か。
俺はそんな事を思いながら鞄からサー〇ェスを取り出した。俺の通う中学は特に持ち物に規制はなく、携帯電話もタブレット端末も持ってきて良い。小説家になろうの正午投稿を確認するには最高だ。
そして、そんな時だった。
カーテンを閉めてもしないのに突然、太陽の光が教室に入らなくなった。
俺は特に気にせず小説を読んでいるが。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!???」
「な、何だあれっ!」
「うるさいな」
まわりが五月蝿いので窓の外を俺は見た。
そして思わず言ってしまった。五月蝿いと。
だって、たかが西洋の黒龍がこの教室を覗いているくらいで大袈裟じゃないか。
だが、俺は心の中ではまわりの連中と同じ様に叫んでいた。
黒龍だぁああああ!!!スゲぇ!本物か!?メッチャかっけえええええ!!!ヤバイ!背中乗りたい!つーかテイムしたい!それよりも魔法つかえるのか!?使ってほしい!それよりも!黒龍って!俺の趣味に合いすぎだろ!
何を思っているかが違いすぎるが。まわりは恐怖で叫んでいるのに俺は夢の黒龍さんにあってフィーバーして叫んでいる。
そして、黒龍さんが口を開いた。やべぇ、むっちゃ牙デケェ!そして格好いい!
『ここに、黎雅という者はいるか?』
「はい!俺です!!」
思わず即答してしまった。だって、憧れの黒龍さんが俺の名前を呼んだんだぜ?即答するだろ!俺、黒龍さんになら殺されてもいい!
『おお、ならば我と共に来てくれ!貴公が本来居るべき場所へ』
「行くぜ!あ、それって異世界?俺、魔法使える?」
『それはおいおい。それでは此方へ』
「わかった」
『それでは寝ていてくれるか』
「おっけー」
『それと皆、騒がせてすまなかった』
「あ、黒龍さん。名前教えて」
『そうだった。我は混沌神龍エグゼ。よろしくお願いする』
「うん、よろしく。それじゃあ、寝るわ。おやすみ」
こうして、俺は異世界に行くことになった。
◇◇◇◇◇
〓???〓
「さて、魂の格を解放。うわー、相当押さえ付けられてたみたいだね。さて、これを此方に移して、血を入れて。よし、OKだ!やっぱり、小さい頃からの方が楽しいもんね!」
「やっと、終わったか」