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平凡な勇者と有能な護衛、兼友人  作者: 白醤油
第一章 始まり
4/12

第四話 装備を入手、明日は旅立ち。

‐バランダキア城 王室‐


王「お、やっと来たか」


そう、大きな椅子に座りつつ頬杖をつきながら王様が言う。


王「で、早速じゃがそなたらに装備の選別をしてもらう。自分に合った装備を探してくれればいいじゃろ」


王様がそう言うと、兵士達が巨大な扉を開いた。

中には、剣やら、槍やら、杖、鎧、指輪、篭手等がたくさん入っている。





十数分後........





大が選んだ装備

・銅の剣

・銅の盾

・銅の鎧

・銅の篭手


良平が選んだ装備

・丈夫な布で出来た軽い服

・赤い鉢巻


賢二郎が選んだ装備

・木彫りの杖

・黒いローブ

・銅の篭手

・雷光の指輪


優香が選んだ装備

・木彫りの杖

・白いローブ

・銀のピアス

・魔法の指輪



王「で、装備は決まったかの?」

俺「YES!!」

王「なら、その宝箱の中の道具も持って行くとえぇ」


少し小さめの宝箱を開くと中には、世界地図、腕輪、袋、薬草の束、青い薬草の束、属性相関図と、少しの金貨があった。


賢二郎「あのー……この腕輪、何に使うんですか?」

王「ああ、それは相手の属性を見ることが出来るものじゃ。魔術師のそなたなら、そいつで弱点を突くことも出来るじゃろう。ちなみに、無属性じゃと周りの空気が少し揺らいで見える程度じゃからの。」

良平「へー。便利じゃねぇか」

優香「あ、本当だ。賢君から黄色いオーラみたいなのが見える!!」


俺「なんですか?この袋」


そういいつつ、入っていた肌色の袋を取り出してみる。


王「それはとても便利でな。凄まじい量の道具を入れることが出来、中に手を突っ込んで取り出したいものを念じると一瞬で手元に現れると言う優れものじゃ」


俺「そーなのか?じゃあ試しに……」


薬草の束を袋の中に入れる。

明らかに入りきらない大きさだが、難なく入る。

で、中に手を突っ込んでさっきの薬草をイメージすると、いきなり手の中にさっきの薬草が出てきた。


賢二郎「これまた便利ですね」


いちおう、出てきた道具全部袋の中にぶち込む。

重さも変わらないというのだから凄い。


王「では、出発は明日じゃから、今日のところはゆっくり休むがよい。」

俺&良&賢&優「「「「OK」」」」


‐バランダキア城 個室‐


俺「俺達が色んな事してる間に、部屋まで用意していたんだな」


部屋には、四つのベッドがちゃんと置いてある。


良平「じゃあ、さっさと寝ようぜ。かなり暗くなってるし」


良平が欠伸しながらそう言う。たしかに、もう外は真っ暗で、城下町の半分くらいはもうすでに消灯していた。


賢二郎「なら、もう寝ましょうか。」


賢二郎がそう言う前に、もう良平はベッドの上で寝息を立てていた。

何故こんなにも速いのだろうか?。

どこぞの銀ピカに光るドロドロのアメーバ状の生き物を髣髴とさせる。


俺「じゃ、俺らも寝るか」

優香「そうだね」


俺&賢&優「「「お休み」」」


そう言い、ベッドの中に入った。

…………それにしても、やはり信じられない。

異世界に召還されて、勇者になって………

こんな非日常、いままでの生活からは全く持って考えられない。

…日常と言っても、友達の内、二人がおかしいくらいモテモテなのだが。

まぁ、こんなこと考えていても仕方が無い。

寝よう!!

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