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普通に道具を確認しました


森の尾根道。パーティは小休止をとり、各々の持ち物や体を確認していた。

ガチム・キンニクスは胸筋を叩きながら剣の握りをチェックする。

「うむ、握り心地は完璧だ。俺の筋肉も準備OK!」

アイラ・スベスベリアは魔法書を手に取り、ページの滑らかさを確かめる。

「このページのざらつき、気になるわ……まあ許容範囲ね」

ペルペチュア・オトミミは耳を押さえて小銭や留め金の音を確認する。

「音も安定……歩くリズムに影響なし」

ヒンヤリ・サラサラは水筒を手に取り、温度と湿度を測る。

「冷たすぎず、温かすぎず……空気も安定」

ヌル・フェチオは鼻をヒクヒクさせ、食料袋の匂いを丹念に嗅ぐ。

「匂いも安定……耳の後ろの匂いも良好……ふむ」

ガチムが胸を張り、仲間を見渡す。

「お前らのチェックはどうだ?」

アイラがページを閉じる。

「触感は問題ないわ。進む準備は整ってる」

ペルペチュアも小声で答える。

「音も確認済み。回復も大丈夫」

ヒンヤリは風を見ながら言う。

「湿度も問題なし。ここなら進める……かも」

ヌルは鼻をひくつかせる。

「匂いは安定……でも念のため慎重に」

ガチムは腕を振り上げ、胸筋を叩く。

「よし、意見は聞いた! だが最終判断は……俺の筋肉だ!」

アイラは小首をかしげる。

「……筋肉で判断、ね」

ペルペチュアは耳を押さえつつ微笑む。

「音フェチ的には、まあ悪くないわ」

ヒンヤリは少し呆れながらも頷く。

「空気も温度も……筋肉次第で決める、か」

ヌルは鼻をヒクヒクさせ、少し得意げに言う。

「耳の後ろも筋肉次第……なるほど」

尾根道には、互いのフェチがぶつかり合う静寂だけが残る。

誰も動かないが、全員が次に本気を出すために感覚を研ぎ澄ませる準備をしているのは間違いない。

ガチムは胸筋を叩きつつ、大声で締める。

「よし、全員準備完了だ! 筋肉と感覚をフル稼働させる時はもうすぐだ!」

森の尾根道で、パーティは静かに、だが確実に本気回への布石を固めていた。


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