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全員本気発動です


森の奥。遺跡前、空気が重く沈む中、パーティは準備を整えていた。今日は全員本気。

ガチム・キンニクスは胸筋を叩きながら剣を握る。

「胸筋、今日は雨の前の森の湿気みたいに張ってるな……行くぞ!」

アイラ・スベスベリアは魔法書を滑らせ、指先で表紙の感触を確かめる。

「このページ……胡麻みたいにざらつく……でも魔力は通るわね」

ペルペチュア・オトミミは耳を押さえ、地面や枝の微かな音を聴き取る。

「木の枝が泣いてる……いや、泣いてるけど笑ってるみたいな音……回復入れるわ」

ヒンヤリ・サラサラは風と湿度、温度計の数値を睨む。

「この空気……くつした履き忘れたときの体温みたいに微妙に冷たい……敵は来る……進むか、待つか」

ヌル・フェチオは鼻をひくつかせ、仲間や周囲の匂いを嗅ぎ分ける。

「耳の後ろ……馬と猫を足した匂い……敵も混じってる……いや、違う、こっちが敵だ」

ガチムが胸を張る。

「全員、俺の筋肉がOKと言ってる!前に出る!」

アイラが魔法書を振り、指先で表紙を擦る。

「滑らか……まるでシルクに胡麻をまぜた感じ……ここから詠唱!」

ペルペチュアは耳を押さえながら歩く。

「地面が泣きつつ笑ってる……微妙に狂ってる……回復はこのタイミング!」

ヒンヤリは深呼吸し、湿度と風向きを読む。

「風……鼻先に冷たい風……湿度が猫の毛みたいに絡みつく……撤退も選択肢」

ヌルは鼻をひくつかせ、仲間の匂いを丹念に嗅ぐ。

「耳の後ろ……匂いが混ざって……なんかバナナと土……いやでも敵もバナナ……踏み込むしかない」

ガチムは剣を掲げ、胸筋をビクッと震わせる。

「いいか!俺の筋肉が導く道を進む!匂いも音も触感も全部俺の筋肉に従え!」

一斉に動き出す5人。

アイラの魔法は胡麻シルクの光を放ち、ペルペチュアの回復は泣き笑う枝のリズムに合わせ、ヒンヤリはくつ下履き忘れな体温的微温度で味方を誘導し、ヌルは馬猫バナナ匂いを嗅ぎ分けて敵を翻弄。

敵は混乱し、次々と撃破されていく。

「やはり筋肉の判断は正しい!」ガチムが満面の笑み。

「触感も胡麻シルク混じり……完璧」アイラが小首をかしげる。

「音が泣き笑いしてるけど……回復は問題なし」ペルペチュアが微笑む。

「空気、くつ下忘れ体温的微温度……問題なし」ヒンヤリが頷く。

「耳の後ろ……バナナと土……完璧に捕捉」ヌルが鼻をひくつかせる。

森の奥に静寂が戻る。パーティは笑みを交わす。

全員が心の中で思った――意味不明でも、俺たちは最強だ。


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