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感覚的ですが理性的です


俺たちは普通の冒険者だ ― キャラクター紹介

ガチム・キンニクス♂(筋肉担当・剣士・力系)

フェチ/こだわり:筋肉の動き・噛み応え・力加減

特徴:歩き方や動作で筋肉の反応を無意識にチェック。全て「合理的」と思っている。

ひとこと:「筋肉の反応が正しい限り、俺たちは普通だ」


アイラ・スベスベリア♀(触感・視覚担当・魔法職)

フェチ/こだわり:物の表面の触感、布の滑らかさ

特徴:棚や物の表面を触って判断。手触りの微妙な違いで行動を決める。

ひとこと:「この布、滑らかすぎないか……問題なし」


ペルペチュア・オトミミ♀(音フェチ担当 回復・支援)

フェチ/こだわり:体の音・関節のポキッ・ミシッ・床や金属の音

特徴:歩く、屈伸、ストレッチの音に異常反応。遠回しに周囲を「動かさせる」のが得意。

ひとこと:「今の音、悪くない……もう一回」


ヒンヤリ・サラサラ♀(温度・冷却担当 パブ職)

フェチ/こだわり:温度・気温・体温

特徴:触れたものや周囲の温度差で安全かどうかを判断。冷たい/温かいで行動を変える。

ひとこと:「ここは冷えすぎ、もう少し温度を調整しよう」


ヌル・フェチオ♂(匂い担当・斥候)

フェチ/こだわり:匂い・体臭・汗(特に耳の後ろ)

特徴:匂いで人や物の状態を判断。微妙な匂い変化も逃さない。

ひとこと:「耳の後ろ……良い匂いだ、整ってる」


✨ パーティの特徴

みんな自分の感覚こそが普通で「客観的判断」だと思っている

外から見るとただの変態集団

本人たちはいたって「普通」だ

10話に1回だけ本気を出すと、冒険者としての本領を発揮する

注意:まだ読者にはわからないフェチが隠れているかも



森の奥、遺跡前で全員が同時に止まった。

「ここ、無理」

俺が言う。

「同感だ」

ガチムが頷く。

「触りたくない魔力」

アイラが顔をしかめる。

「音が詰まってるわ」

ペルペチュアが耳を押さえる。

「空気、冷たすぎ」

ヒンヤリが即断する。

全員が顔を見合わせた。

「……罠か」

結果、罠だった。

五重構造のやつ。

「やっぱり、普通に考えたら分かるよな」

ガチムが腕を組む。

(普通とは)

俺は思ったが、口には出さなかった。

戦闘中も連携は完璧だった。

「ヌル、前に出るな! 臭い!」

「了解!」

「筋肉の張りが弱い、今だ!」

「魔力ぬるぬるしてきた、詠唱いける!」

「足音乱れた、回復入れる!」

「湿度変わった、敵増援来る!」

結果、圧勝。

「やはり我々は冷静だな」

ガチムが満足そうに言う。

「ええ、全員理性的」

アイラも頷く。

「感覚に頼りすぎないのが大事よね」

ペルペチュアが微笑む。

「普通にやってるだけ」

ヒンヤリも同意した。

俺は焚き火を見つめながら思う。

(こいつら全員、フェチで動いてるんだけどな……)

だが誰も、それを疑わない。

なぜなら――

全員、自分が一番普通だと思っているからだ。

このパーティは今日も、

極めて常識的に、

極めて変態的に、

冒険を続けていく。


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