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一緒だよ  作者: ツタ
6/7

脱出

第6話 脱出

私も幸もその過去を黙って聞いていた。

「分かったかい?どうせ人間は自滅していくんだ」

「だからって、連くんを傷つけることが、君のご主人様が望んだこと?」

「ご主人様が望んでいるかどうかなんて、関係ないさ。僕がそうしたいんだ、復讐したいんだ」

「復讐なんて意味が無いよ。」

「うるさい!」

その言葉と共に秀くんがこちらに駆けてくる。

「未来!逃げるぞ!」

幸が叫ぶと、連くんの体がふわりと浮き上がった。

「え?なんで連くん、浮いてるの?」

「俺の力だ。軽いものなら動かせる。それより早く」

私たちは走り出した。


玄関を出ると、秀くんは追っては来なかった。

「これからどうしよう。まずは連くんを病院に連れていかないとだよね」

「その後、大人を何人か洋館に連れてくるんだ。白の術は大人には効果を及ぼさない」

「分かった。秀くんが閉じ込められてるって言えば、きっと洋館に来てくれるよ」

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