今日でお別れスピンオフ「平井課長の巻その2」(二百文字小説参加作品)
閉伊先生、第二弾です、桂先生、重ね重ねごめんなさい。
私は平井卓三。
一流企業の課長である。
そして同じ課の真弓と不倫中だ。
同期の梶部にも勝って先に昇進したし、人生順風満帆だ。
一つだけ心配なのが妻の蘭子。
彼女は専務の愛娘だ。
蘭子なしには私の出世はあり得ない。
しかし、真弓と別れるのは辛い。
真弓には「離婚を前提に付き合う」と言った。
でも無理だ。
「真弓、離婚はできない」
「約束が違うわ。別れましょう」
「そんな事言わずに真弓!」
「キャー!」
以下自主規制と致します。