野良猫から精霊になった
小説初心者のためお見苦しいところがあるかと思いますが、よろしくお願い致します。
楽しく読んでいただけたらと思います。
私は異世界に転生する前は野良猫として生きていた。
人間は私のことを愛おしそうな目で「猫ちゃん」と呼んでいた。
あの人間は撫でるのがとてもうまくて、それはもういつもへにょーんとなってましてね。それはもう、とっても気持ちよくて最高なんですよ。しかも人間の作り出したものは興味深くて私夢中で歩き回っていてですね、(おっと失礼、話が脱線してしまった)
今は、アヴァベルという世界に転生している。
前世で野良猫だった私がなんで異世界転生なんかしてるのかというと、まぁ皆さんお察しの通りです。
神様がですね「そんな興味があるのなら別の世界で醜い人間になってみるといい」と言われたんです。
人間はいつも撫でてくれて、ごはんもくれるいい人間なのに神様が醜いやつなって言うもんだから私もムキになって「人間はいい人なんだ!」と言ってしまったんですね。
そこからがまぁ早かった。
私、神様のお怒りに触れたみたいで強制的に異世界に連れていかれました。
まぁ私は、やったー!人間になって色々なものが見れる!と楽しみにしていたのです。
が、転生したら人間じゃないんですよ、、、
体が浮いてる!?
しかも、よくわからいひらひらした白い服着てるし、、、
「エッ、、、ナニコレ」
私、幽霊になってる!? しかもなにこのだだっ広い部屋は?と困惑していると
「今度の精霊は失敗作ですな」、「こんな精霊見たことないぞ」、「出来損ないめ」、「下級か」
人間ぽい何かになったので言葉が分かる!ってなんか私悪口言われてないか?
精霊?出来損ない?下級?って、私精霊!?
とりあえずこの人間に聞いてみよう。
「っっ!」
え!?言葉が出ない。
「言葉も話せないとは、、はぁ、また下級精霊なのか精霊師よ」
「皇帝陛下大変申し訳ありませんまた失敗のようです」
私下級精霊で失敗?これからどうなるの、、、
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