表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/10

クソリプおじさん、追放される。

なろうの仕様との戦い。

「マスター! いきなり追放なんて聞いてないです!」

「うるせぇ! 俺の決定は絶対だ!」


 大手ギルド『英雄の誓い』。マスターのジェイドや王国内でも有数の実力者達が集って作られたクランである。

 最初はFランク冒険者の即席パーティーから始まったクランだ。今ではギルド・国ともに認められ、クランマスターのジェイドは勇者として認定された。この素晴らしいギルドを支えるため、十分頑張ってきたつもりだったのに。


「どうしてですか! 昔から一緒にやってきたじゃないですか!」

「だからよ。 情けで入れてやっていたが無能はいらないわ。実力主義のトップクランになったいま、アンタのような昔からいるザコは邪魔でしかないのよ!」


 魔術師の少女、カレン。たったの5年でFランク魔術師から賢者まで成り上がった。


「私達は一つのパーティーからトップクランにまで登り詰めた。『英雄の誓い』の発展を考えると、君は不要なのだよ。すまないが大人しく消えてくれ」


 剣士の青年、リュート。当時から天才剣士と呼ばれていた貴族の剣士で、今では次期剣聖と名高い男だ。


「ごめんなさいっ! 私たち長いことやってきました。でもアイルさんはこれからの戦いに付いてこれないと思うんです……」


 聖女、シャーロット。協会所属の聖職者で、冒険者として活動しながら聖女まで至った少女である。


「お願いします! 荷物持ちでも、なんでもします。ここに置いてください!」

「うるせぇ、もう決まったことなんだよ!」


 ジェイドから飛んでくる拳。避けることもできず当たり、吹き飛ばされる。


「ギャハハ! この程度も避けられねぇ無能はいらねぇんだよ! 分かったらとっとと失せろ!」

「うっ! ……ん?」


 殴られた衝撃だろうか。俺は、重要なことを思い出した。


「おじさんは、クソリプおじさんだったナ❗」


 おじさんは、昔SNSサイトで大暴れ✊したクソリプおじさんだったことを思い出したヨ❗

今日は寝落ちしなければ、3話更新の予定です。午後になるかな?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ