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お昼に一番安い冒険者セットを完食して、ギルドカウンターで薬草10束納品、アプルの実10個納品、ゴブリン5体討伐の依頼を受けた。
あっそうそう、ギルドの冒険者食事処でスキルや魔法の事が分かった、他の冒険者達の話に聞き耳を立てていたんだけどね。スキルや魔法を使えるようになった時、誰でも頭の中に声が聞こえるらしい、昔から神様から授かった力《神の恩恵》と呼ばれているそうだ。良かった自分だけ頭がおかしくなったかと思った。
薬草とアプルの実は見たことあるから問題ない、ゴブリンはプレートに魔物の討伐記録が残るらしい。数えなくていいから便利だ。
目的の森に向かいながら、自分の戦闘能力が気になってしょうがない、ゴブリン3体を瞬殺出来たのにゴブリンと戦闘能力がそんなに変わらないのはどう言うことなんだ。
う~ん、あっそうか!
身体魔強化してプレートに触れると戦闘能力は40を表示して2倍になった。
ほほぉ。なるほど。
暗黒魔装したらどうなるんだ、試しにフル装備をしてみる事にした、暗黒の魔力で全身を包み込むイメージその魔名は!!
魔装ダーク!!
暗黒の魔力が段々と鎧を形にどって行く
真っ黒でシンプル光沢があり体全体を覆っている鎧姿だった、頭は当然フルフェイスだが、視界が狭くなる事はなかった、元々は自分の魔力で出来ているので、何も被ってないように感じる。溢れ出す薄黒いオーラが何ともいい感じだ、自分が強く成ったようだ。
僕はプレートを見て更に驚いた戦闘力は驚愕の+700だった実際に強くなっていたのだ。柄にもなく嬉しくてはしゃいでしまった結果、森に着くまで逃げるゴブリンを5体討伐したものの、魔力が底をつきそうなのだ、、、全身魔装は解除した、保身の為、身体魔強化と暗黒剣だけは辛うじて維持している、しかし、魔力を使いすぎた、、、、。
あっ、くー、また木剣を持ったゴブリンが出てきたよ、、、、何かいい魔法は、、、そういえば暗黒魔法って吸収魔法があったよな、うん、そうだ、そうだ、、あったよ、、さあ、ゴブリンくん僕に魔力をくださいよ、、、右手にゴブリンから魔力を吸収するイメージを固めていくその魔名は。
「ダークソウル!!」
僕は右手構えゴブリンに向けた、ゴブリンを真っ黒い霧が包み、数秒後には僕の手に吸い込まれてきた。
ゴブリンがギャアギャア焦っているような、叫んでいるような声を上げていたが気にしたらダメだ。
【ゴブリンの魔素を吸収した、戦闘能力が上がった、剣術スキルを吸収した】
【戦闘力+1、スキルによる戦闘能力補正+5、戦闘能力26になった】
黒い霧を吸収し終わると、まただ、頭の中で声が響いた、これが神の声《神の恩恵》の事だよね、でも気になる単語が、魔素?戦闘能力?剣術スキル?何かうれしい事が聞こえたような。ゴブリンはシワシワになって倒れている、、、ちょっと可哀想だな、、せめて一思にと暗黒剣で止めを刺した、、、、よし。
さっきの声が気になるのでプレートで確認してみる事にした
ーーーーーーーギルドプレートーーーーーーー
ギルドランク G
名前 シオン 年齢 14歳 男性
戦闘能力 26【52】
(魔装:暗黒剣+200)
《スキル・魔法》
・身体魔強化 ・再生 ・暗黒魔法:極
・毒耐性:上 ・剣術:下
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おお、ス、スキルが、、戦闘能力が増えてる。以前は苦労しても1つもスキルが身に付かなかったのに、、、、。
さっきのゴブリンは剣術スキルを持ってたんだ、昔の僕より優秀なゴブリンだなんて、、ああ視界が歪むよ、、、あれ、汚い木剣が残っている。
指で詰まんで見るがやっぱり汚い!!この木剣は本当に汚いから、いらないや、魔力もほんの少し回復したような気がする、ゴブリンはあんまり魔力持ってないのかもしれないな。
それから調子に乗った僕はゴブリンを見つける度に吸収した、更に20体ほど狩って気付いた事だが、同じスキル又はスキルを持ってないのか分からないがスキルを吸収出来ない事もあるみたいだ。レジストされてるのかな?
それでも今日の収穫は【剣術:下】の他に4体群で襲ってきたゴブリンから【弓術:下】【棒術:下】【体術:下】【火魔法:下】を吸収した。パーティーでも組んでいたのだろうか、何気にバランスの取れているスキルを持っていた。そして戦闘能力も51になった。戦闘能力が1ずつでも確実に強くなれるって嬉しいね。
◇
ー夕刻ー
あっ、薬草とアプルの実の事をすっかり忘れていた。自分が強くなれる事が嬉しくて忘れていた。
はあ、今日は森で過ごす事になりそうだ、、、、、今町に帰っても宿代くらいしかない、、外のゴブリンの魔石は凄く小さくてダンジョンゴブリンの5分の1位の価値しかない。
僕は早速、ゴブリンから吸収した火魔法を使って火を起こした。今の内に仮眠をとる事にしたのだ。森の中での仮眠は寝れる時に寝とかないと身が持たないのだ。
伊達に宿無で2年間過ごしてない、何処でも寝れる、と思ったが結局朝までに5体のゴブリンに襲われ、全然眠れず寝不足だ。襲ってきたゴブリンは吸収魔法の餌食になってもらったが、残念なことにスキルは吸収出来なかった。
お日様が真上に来る頃、やっとの思いで薬草とアプルの実を収集し依頼の数を確保した。アプルの実だけは更に5個もぎ取り昼食にした。木の影に腰かけアプルの実をかじっていると、かなり離れた所に複数の人影が見えた。身体魔強化してるから眼がいいのだ。
あれ、おかしいな?
ここはゴブの森、それこそゴブリンと薬草位しかない、ここで受けれるギルド依頼は数人でこなしたら赤字にしかならない、多くても2、3人までだ、金銭的に厳しい冒険者達が赤字になるような依頼はまずしない。それなのに先程の人影は8人いたのだ、、おかしい。
薬草、アプルの実の収集に飽き飽きしていた僕は野次馬となった。何か変わった事でもあったのだろうか?なるべく音を立てないように小走りで移動した、それでも自分がかなりの速さで走っている事に驚いてしまった。戦闘能力が上がるとこんなに世界が変わるんだね。
暫く小走りで走るとゴブの森を突っ切って街道が見えた、でも人影が全くない、何故だ街道なのに?、、ん、あれは、うわ~、先程の人影は盗賊だった、綺麗な品のある馬車が襲われている、もう既に3人護衛騎士が血を出して倒れている、後二人が奮闘しているが、時間の問題だろう。動きが何処かぎこちない、、どうしよう、、。
どうしていいか分からず考えていると、ああっ、残りの二人も倒れた、、仕方ない、行って見るか
「魔装~!!ダーク」
僕は全身暗黒の鎧を纏い盗賊と馬車の間に割り込んだ。
先程の小走りした比ではない、自分でもこんなに速く動けるとは思わずビックリした、特に盗賊の方はもっとビックりしている。目の前に急に現れた感覚だろう。
「て、てめえ、何者だ!」
「お前達こそ何をしている?(怖えええ、来るんじゃなかった、もういいかな、よし、やっぱり帰ろう)」
「お、お前には、か、関係ないだろうが!!」
「そうか、引き上げよ(僕は引き上げよう)」
「ここまできて、引き上げるわけねえだろうが、お前の方こそ1人だろうが、、、や、野郎共やっちまえ」
「ぐぬぬ、後悔したいようだ(僕が、、、うわわわ、勘違いされた、僕が引き上げようと思ったのに、、人を殺すのは嫌だ、どうすればいい、、、ああ、もう面倒だ一辺に吸収してしまえ、し、死なないよね)」
「う、うるせえ」
盗賊が一斉に襲ってきた、後ろの盗賊は何かの魔法を詠唱している。
「仕方ない、ダークソウル!!(そもそもこの魔法人に使えるのか)」
僕は盗賊8人に包み込むようにイメージして発動した。暗黒の霧が盗賊を包み込んだ
「「「な、何しやがる、ググッ、ギャー」」」
バタバタと盗賊が次々倒れていく
【生命力を吸収した、戦闘力が上がった、風魔法:下スキル、神聖魔法:下スキル、俊足スキル、気配察知スキル、隠密スキル、解錠スキル、投擲スキル、を吸収した】
全ての盗賊が悲鳴と共に泡を吹いて倒れていた、良かったシワシワにはなってないようだ。しかも、凄い、いいスキルばかりだ。、生命力を吸収って聞こえたけど、恐すぎる、、、今後は人に使うのは止めようと、心に誓った。
僕は魔装を解除して、周りを見渡した。どうやら五人の護衛は危険な状態だがまだ息があるみたいだ。
「大丈夫ですか?」
一人一人声をかけながら吸収した神聖魔法下の回復魔法を使っていく。身体魔強化しているから?だろうか、スキルは下何だけど護衛達のキズが凄い勢いで治っていく。僕って何気に凄くなっている?無事5人に回復魔法をかけ終えた。
ふう、間に合ったみたいだ、多分もうみんな大丈夫そうだ。
ーーーーーーーギルドプレートーーーーーーー
ギルドランク G
名前 シオン 年齢 14歳 男性
戦闘能力 67【134】
(魔装:暗黒剣+200)
《スキル・魔法》
・暗黒魔法:極 ・火魔法:下 ・風魔法:下 ・神聖魔法:下
・剣術:下 ・弓術:下 ・棒術:下 ・体術:下 ・投擲:下
・俊足 ・気配察知 ・隠密 ・解錠
・身体魔強化 ・再生 ・毒耐性:上
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