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宝石使いと二人の少年  作者: ピーターコーン
二人の少年
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彫金職人の孫カイトの日記3

デケンベルのカレエンダの3日前 ユピテルの日  (11月29日木曜日)


雨のち晴れ






今日は銅版で王冠模様のバッジを作った。


うまく出来たら隣のマルスにあげる約束をしていたので


マルスに上げた。


マルスが昨日の話をしていたけど、やっぱり僕は覚えていなかった。


日記をつけるようになって僕はやっと分かった。


僕は昨日の事を覚えていない。


僕の記憶は一日おきにしか働かないみたいだ。


おじいさんも父さんもおばあさんもそのことを知っている。


村の人も知っているみたいだった。


マルスは知らなかったらしい。


どうしたら昨日の事も覚えていられるようになるのか分からないけれど


とにかく1日の出来事をメモに書くことにした。


明日になってもちゃんと覚えていられるかな?


忘れないように「メモを書く」と書いた紙を机の前に張った。


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