表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宝石使いと二人の少年  作者: ピーターコーン
二人の少年
6/34

彫金職人パルティスの証言1

デケンベルのカレエンダの5日前 マルスの日   (11月27日火曜日)


曇り




ワシはの、初めから反対しておった。


あの娘との結婚をな。


遊牧民の子というても、どこの誰かもわからぬ娘さ。


おかしげな服を着ていてな、民族衣装だとゆうとった。


息子はなかなかの腕前の彫金師じゃったよ。


ワシの技術の全てを教えたんじゃから当然さ。


それが何を思うたか、突然「パン屋になる」などと・・・・


ワシはもちろん反対したが、息子はその娘の言いなりでな。


遊牧民に伝わる秘伝の酵母とやらが大事なんだと、


そんな事をゆうとったわ。


子供が出来てしばらくして娘は病で死んでしもうたが、


その後からじゃなぁ、あの子の様子が変わったのは。


あの子は不憫な子さ。


やはりあんな娘にはまともな教育も出来んかったのさ。


あの子にはワシらの教育が必要だ。


医者や占い師だというような、そんな胡散臭い連中に


あの子の事が分かるわけがない。


ワシらと暮らしていればそのうち元どうりになるさ。


何の問題も無い。


大げさに騒ぐ方がおかしいんじゃ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ