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宝石使いと二人の少年  作者: ピーターコーン
二人の少年
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パン屋の息子ソラの日記2

デケンベルのカレエンダの8日前  サトゥルヌスの日   (11月24日土曜日)


晴れ




毎日日記をつけようと思っていたのに、昨日がいつのまにか終わっていた。


お父さんは僕が昨日もちゃんと手伝いをしたと言っていたけど、


僕は全然覚えていない。


新しいノートがもう一つ増えていたけれど、もう誰かが使っていた。


今日はお店の窓拭きと、お客さんが買ったパンを袋に入れる手伝いをした。


お父さんが新しいパンを作ったので、僕が一番最初に食べた。


僕の大好きなとうもろこしがいっぱい入っていて、甘くてとてもおいしかった。


いつもパンを買いに来てくれる果物屋さんのおねえさんが学校に行ったほうが


いいと言ったけど、僕はお父さんの手伝いをしていたほうがいいと思った。


お父さんもそのほうがいいと言ってくれた。


僕もお父さんのようなおいしいパンを作るパン屋になりたいから


お父さんの手伝いをするのがあたりまえだと思った。


明日もちゃんと忘れないように日記をつけようと思う。


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