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宝石使いと二人の少年  作者: ピーターコーン
二人の少年
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パン屋の息子ソラの日記1

今日僕は11歳になったので、みんなからお祝いをもらった。


おじいちゃんから銀の紋章がついたインクペンをもらった。


おばあちゃんから皮の表紙のノートをもらった。


お父さんからちょっと青っぽい黒色のインクをもらった。


お父さんに「もう大人だからこれで日記をつけなさい」と言われたので、


今日から日記をつけることにした。




デケンベルのカレエンダの10日前 ユピテルの日     (11月22日木曜日)


晴れ




今日はお父さんの仕事の手伝いをした。


お父さんはパン屋さんなので、朝からずっとパンを焼いている。


僕はパン窯の横に薪をたくさん運んだ。


お父さんが「ありがとう」と言ってくれたのでうれしかった。


今日は僕の生まれた日なので、みんながお祝いをしてくれた。


夜になっておじいちゃんの家に行って焼いた鳥とお父さんのパンと


おばあちゃんが作った豆のスープを食べた。


僕の名前はソラなのに、おじいちゃんはいつも僕のことをカイトと呼ぶ。


おじいちゃんはちょうきんしょくにんをしていて、お手伝いの


トーヤおじさんとドミノ兄ちゃんもおじいちゃんの家に一緒に住んでいる。


トーヤおじさんとドミノ兄ちゃんは僕のことをおちびさんと呼ぶ。


お父さんとおじいちゃんはよくケンカをするけど、今日は仲がよくてよかった。



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